ご自宅の近くにペットと一緒に入れる樹木葬があるかチェック
「お墓の口コミ」では、全国で最多1210件の樹木葬をご紹介可能です!
ご自宅の近くに、ペットと一緒に入れる樹木葬があるかチェックしてみてください。
※すべての樹木葬がペットと一緒に眠れるわけではありません。
ペットと一緒に入れるお墓とは
ペットを家族の一員と考える方々が増え、共に眠りたいと願う人も多くなっています。
その中で注目されているのが、ペットと一緒に入れるお墓です。
特に、自然志向の方には樹木葬が人気です。
以下で、樹木葬の紹介と、他のお墓について詳しく説明します。
樹木葬ってどんなお墓?
樹木葬は、墓石の代わりに樹木を墓標とする埋葬方法です。
自然に還るというコンセプトが特徴で、環境に配慮した供養方法として注目されています。
遺骨は専用の容器に納められ、樹木の根元などに埋葬されます。
これにより、故人は自然の一部として永遠に生き続けると考えられています。
また、樹木葬は永代供養の形式をとることが多く、後継者がいなくても安心して利用できる点も魅力です。
費用面でも、従来のお墓に比べて抑えられるケースが多いです。
さらに、宗教や宗派にとらわれず、自由な供養が可能な点も、多くの人々に選ばれる理由となっています。
ペット樹木葬の種類
シンボルツリー型
大きな一本の木を墓標とし、その周囲に遺骨を埋葬する形式です。
メリット:樹木が成長する姿を見守れることが魅力です。家族や複数人で利用できる場合もあります。
デメリット:合祀(合同供養)になる場合が多く、個別での供養が難しい場合があります。
個別区画型
個人または家族ごとに小さな区画が設けられ、その中に遺骨を埋葬します。
墓標として草花や小さな樹木を植える形式が一般的です。
メリット:個別で供養ができ、家族単位で利用したい方に適しています。
デメリット:永代供養料や区画管理費がかかる場合があります。
合祀型
他の遺骨と一緒に埋葬される形式です。
墓地全体を共有し、シンボルツリーや花壇が設けられることが多いです。
メリット:費用を抑えられるため、経済的な負担が少なく済みます。
デメリット:個別の供養ができないため、後々遺骨を確認することができません。
プランター型
自宅でプランターに遺骨を埋葬し、植物を育てながら供養する形式です。
メリット:自宅で供養できるため、身近にペットを感じられます。
デメリット:衛生面や法律面の確認が必要で、管理の手間もかかります。
【樹木葬以外】ペットと一緒に入れるお墓の種類
ペットと共に眠るためのお墓には、樹木葬以外にもさまざまな選択肢があります。
1.一般墓
従来の墓石を使用したお墓で、ペットと一緒に埋葬できる区画を設けている霊園も増えています。
ただし、宗教や霊園の規約によっては制限がある場合もあります。
2.永代供養墓
後継者がいなくても、霊園や寺院が供養を続けてくれるお墓です。
ペットと一緒に入れるタイプもあり、管理の手間がかからない点が魅力です。
3.納骨堂
屋内に遺骨を安置する施設で、ペット専用のスペースや、人とペットが一緒に入れる区画を設けているところもあります。
ペット樹木葬を選ぶメリット
ペットと一緒に入れる樹木葬には、多くの魅力がある一方で、気をつけるべきデメリットも存在します。
以下では、樹木葬を選ぶ際のメリットとデメリットを詳しく解説します。
メリット①:自然に還れる
樹木葬は、墓石を使わず樹木や草花を墓標とするため、環境に優しい供養方法です。
自然の一部として遺骨が還ることで、飼い主やペットが永遠に自然と共にある感覚を持つことができます。
メリット➁:ペットと共に眠れる安心感
ペットを家族として大切にしてきた飼い主にとって、同じ場所で供養されることは心の支えになります。
亡くなった後もずっと一緒にいられる安心感が人気の理由です。
メリット③:費用が抑えられる
従来のお墓は維持管理や掃除の手間がかかりますが、樹木葬は霊園が管理を行うため、家族の負担が軽減されます。
また、墓石を建てる費用が不要で、一般的なお墓に比べて初期費用や維持費用を抑えられる点も大きなメリットです。
メリット④:宗教・宗派にとらわれない
樹木葬の多くは宗教や宗派に縛られない形で提供されているため、信仰を持たない人でも利用可能です。
信仰にとらわれず、ライフスタイルや価値観に合った供養方法を選びたい方にはオススメです。
ペット樹木葬を選ぶデメリット
デメリット①:対応施設が少ない
ペットと一緒に入れる樹木葬がある霊園は、まだ数が限られています。
住んでいる地域によっては対応施設がない場合や、希望のプランに空きがないこともあります。
そのため、早めに情報収集を始める必要があります。
デメリット➁:遺骨を取り出せない場合が多い
樹木葬は自然に還る供養方法であるため、一度埋葬した遺骨を取り出すことが難しいケースがほとんどです。
引っ越しや施設の閉鎖といった事態が起こった場合にも、遺骨の移動ができない点を理解しておく必要があります。
デメリット③:合祀供養が一般的
多くの樹木葬では、一定期間を過ぎると合同で供養される形式をとっています。
個別の供養を希望する場合には、契約時にしっかりとプランを確認する必要があります。
デメリット④:家族の同意が必要な場合がある
ペットと一緒に埋葬される選択について、家族全員が納得しているとは限りません。
家族や親族との意見の食い違いがトラブルの原因になることもあるため、事前に十分な話し合いが必要です。
ペット樹木葬を選ぶ注意点
樹木葬は自然と共生する供養方法として魅力的ですが、選ぶ際にはいくつか注意すべきポイントがあります。
以下に詳しく解説します。
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①施設の信頼性を確認する
運営している施設や霊園の評判や運営年数を確認しましょう。
口コミや実績を調査することで、長期的に安心して利用できる施設を選べます。
また、施設が閉鎖された場合の対応策についても事前に問い合わせておくと安心です。
➁費用の詳細を把握する
樹木葬の費用は、施設やプランによって異なります。
初期費用、年間管理費、永代供養料など、全体の費用を明確にし、予算に合った選択を心がけましょう。
③永代供養の内容を確認する
永代供養をうたっていても、一定期間を過ぎると合同供養に移行するケースがあります。
永代供養の期間や内容が、自分の希望に合ったものかどうかを必ず確認してください。
④家族と話し合う
ペットとの供養方法について、家族の意見を事前に聞いておきましょう。
将来的なトラブルを避けるためにも、全員が納得できる形で供養の方針を決めておくことが大切です。
⑤自分の希望を明確にする
ペットと同じ区画で供養されたいのか、個別の供養を希望するのか、自分の希望を明確にすることが重要です。
それに応じたプランを選ぶことで、後悔のない供養が可能になります。
ペット樹木葬の費用相場
ペットと一緒に入れる樹木葬の費用は、施設やプランによって異なりますが、一般的な相場は5万円から150万円程度です。
以下の表で主な費用の項目と相場を確認してください。
費用項目 | 概要 | 相場(目安) |
---|---|---|
永代使用料・永代供養料 | 区画の使用料と供養を継続するための費用 | 5万円~150万円 |
納骨料 | 遺骨を埋葬・納骨する際にかかる費用 | 0円~5千円 |
銘板彫刻代 | 墓標となる銘板の作成費用 | 2万円~10万円 |
年間管理料 | 霊園の維持管理費用 | 0円~1万円/年 |
※地域や施設、選ぶプランによって費用は変動します。上記は一般的な相場の目安です。
費用に見合った樹木葬の選び方
費用だけでなく、以下のポイントも考慮して選ぶことが重要です
施設の信頼性
運営実績や口コミを確認し、長期的に安心して任せられる施設を選びましょう。
突然の倒産や閉園のリスクも考慮する必要があります。
立地条件
自宅からのアクセスや周辺環境を考慮し、訪れやすい場所を選ぶと良いでしょう。
サービス内容
供養方法や施設の設備、スタッフの対応など、自分の希望に合ったサービスが提供されているか確認しましょう。
家族の意向
家族や親族の理解と同意を得ることも大切です。
事前に話し合い、全員が納得できる選択を心掛けましょう。
樹木葬の手続きと流れ4ステップ
①情報収集と見学
情報収集
まず、ペットと一緒に入れる樹木葬を提供している霊園や寺院を探します。
インターネットや資料請求を通じて、各施設の特徴や費用を比較検討しましょう。
現地見学
候補となる施設が見つかったら、実際に現地を訪れて雰囲気や環境を確認します。
スタッフから直接説明を受けることで、疑問点を解消できます。
➁契約と申し込み
契約手続き
希望する施設が決まったら、契約手続きを行います。
この際、永代供養料や管理費などの費用、供養方法、ペットの埋葬に関する詳細を確認しましょう。
必要書類の準備
契約時には、申込書や身分証明書などの提出が求められることがあります。
事前に必要な書類を確認し、準備しておきましょう。
③埋葬・納骨の手続き
火葬と遺骨の準備
ペットの遺骨を用意します。
人間の遺骨と一緒に埋葬する場合、双方の遺骨を適切に管理しておきましょう。
埋葬許可の取得
人間の遺骨を埋葬する際には、市区町村役場で埋葬許可証の取得が必要です。
必要な手続きを行い、許可証を受け取ってください。
納骨式の実施
施設と日程を調整し、納骨式を執り行います。
宗教や施設の方針に応じて、式の内容が異なる場合があります。
事前に確認しておくと安心です。
④供養と管理
定期的な供養
多くの施設では、年忌法要や合同供養祭などが行われます。
参加を希望する場合は、日程や参加方法を確認しましょう。
施設の維持管理
永代供養の場合、基本的な管理は施設側が行いますが、訪問時には清掃やお参りを行うと良いでしょう。
注意点
親族の同意:ペットと一緒に入れる樹木葬を選ぶ際には、家族や親族の理解と同意を得ることが重要です。
事前に十分な話し合いを持ちましょう。
遺骨の取り出し不可:一度埋葬すると、遺骨の取り出しが難しい場合があります。
将来的な改葬の可能性がある場合は、事前に施設に確認しておくことをおすすめします。
ペットとのお別れをより良いものにするために
ペットとのお別れは辛いものですが、しっかりとした供養と心のケアを行うことで、前向きな気持ちを取り戻すことができます。
自分のペースで、無理をせず、ペットへの愛情を大切にしながら、心の整理を進めていきましょう。
以下では具体的な方法を紹介します。
ペット葬儀を行う
ペットが亡くなった際、まずは落ち着いて以下の手順を進めていきましょう。
遺体の安置
ペットが亡くなったら、清潔な布で体を包み、涼しい場所に安置します。
夏場や気温が高い場合は、ドライアイスを使用して遺体の保存状態を保つことが推奨されます。
葬儀社の選択
ペット専門の葬儀社に連絡し、火葬や葬儀の手配を行います。
葬儀社によっては、読経やお焼香などの儀式を提供しているところもあります。
火葬と納骨
火葬後、遺骨を自宅で供養するか、ペット霊園に納骨するかを選択します。
自宅で供養する場合は、遺骨を納めるための骨壷やメモリアルグッズを用意すると良いでしょう。
メモリアルグッズの活用
ペットの思い出を形に残すことで、心の支えとすることができます。
写真アルバムの作成
ペットとの思い出の写真を集めたアルバムを作成し、いつでも振り返ることができるようにしましょう。
メモリアルジュエリー
遺骨や毛を加工したジュエリーを身につけることで、常にペットを感じることができます。
手作りの供養品
自分で作成した供養品やお守りを通じて、ペットへの感謝の気持ちを表現することができます。
自宅の庭にペットを埋葬できる?
自宅の庭にペットを埋葬したいと考える飼い主は多いですが、埋葬にはいくつかのルールや注意点があります。
法律的な問題や環境面での配慮が必要です。
以下で、自宅に埋葬する際のポイントを解説します。
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私有地なら埋葬可能
日本では、自宅の庭にペットを埋葬することは法律で禁止されているわけではありません。
しかし、地域の条例や土地の所有権によって制限される場合があります。
1.土地の所有者であることが条件
自宅の庭に埋葬する場合、その土地が自分の所有物であることが前提です。
賃貸物件や他人の土地に埋葬することは許可されません。
2.条例や規則を確認する
地域によっては埋葬に関する条例が定められている場合があります。
自治体に問い合わせて確認することをおすすめします。
3.衛生面の配慮
遺骨や遺体の埋葬は、衛生的に問題がないよう適切に処理する必要があります。
特に土壌汚染や悪臭を防ぐための深さや場所の選定が重要です。
自宅埋葬のメリット・デメリット
メリット
①ペットを身近に感じられる:自宅の庭に埋葬することで、常にペットを近くに感じられます。
お墓を訪れる手間がなく、日常的にペットを供養できます。
➁費用が抑えられる:霊園や樹木葬に比べ、埋葬にかかる費用を大幅に節約できます。
ただし、埋葬用の容器や準備には多少の費用がかかることがあります。
デメリット
①引っ越しの問題:自宅に埋葬した場合、引っ越しをするとペットの遺骨を移動することができません。
引っ越しの可能性がある場合には、他の供養方法を検討する方が良いでしょう。
➁近隣トラブルのリスク:お墓の場所が近隣の住民に近い場合、悪臭や土壌汚染のリスクからトラブルになる可能性があります。
③長期的な維持が難しい:自宅の庭の景観や植物の成長などで、お墓の維持管理が難しくなることがあります。
正しい埋葬方法
①深さを確保する
遺骨や遺体が動物に掘り返されないよう、埋葬の深さは30~50cm以上確保しましょう。
➁防腐処理を行う
遺骨を布や紙に包む際には、自然に分解されやすい素材を使用し、土に還る環境を整えます。
③記念碑や目印を設ける
植物を植えたり、石碑を置いたりして、埋葬場所を分かりやすくしておくと良いでしょう。
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よくある質問
永代供養墓と樹木葬は何が違うの?
永代供養墓は、霊園や寺院が遺骨を管理・供養するお墓で、墓石や納骨堂が一般的です。
一方、樹木葬は墓石の代わりに樹木や草花を墓標とし、遺骨を土に還します。
どちらも後継者が不要ですが、樹木葬は自然志向の供養方法として人気があります。
まとめ
この記事では
・ペットと一緒に入れるお墓の基本
・樹木葬のメリットとデメリット
・樹木葬の費用
・手続きと流れ
・自宅で埋葬する方法
など解説してきました。
ペットと一緒に入れる樹木葬は、愛するペットとの絆を大切にしながら、自然と共に眠る新しい供養方法です。
この記事を参考に、自分とペットにとってベストな供養方法を見つけてください。
葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀、お墓業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。
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この記事の著者・監修者
株式会社ディライト株式会社ディライトは、葬儀業界とお墓業界の「集客の困った」と「人の困った」を解決する会社です。
この記事の編集者
お墓の口コミ編集部
竹田 勇飛
東京都出身。計400社以上の墓石、葬儀会社と繋がりを持ち、お墓ディレクター2級を有している。
消費者に有益な情報を届けたいという想いから、現在「お墓の口コミ」を運営している。