【ペットのお墓どうする】ペットのお墓やペット霊園の選び方を徹底解説!

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【ペットのお墓どうする】ペットのお墓やペット霊園の選び方を徹底解説!

ペットを家族として迎えると、いずれは最期のお別れがやってきます。
愛するペットとの別れを後悔しないように、前もってペットの供養の方法やお墓をどうするかを考えておく必要があります。
本記事では、「ペットのお墓について」「ペットと人間が同じお墓に入れない理由」「ペットが入れる霊園」「よくある質問」についてご紹介します。
いざというときに慌てず、心残りなくペットとのお別れを行う準備をしていきましょう。

ペットのお墓について

ペットの埋葬方法は?

ペットを供養する方法は、大きく2つに分かれます。
①ペットのみで供養する方法
②ペットと人が同じお墓にはいる方法
近年では、家族であるペットと一緒のお墓に入りたいと、同じお墓を選択する人が増えています。
では、ペットのお墓をどのように準備するとよいのかを解説していきます。

ペットのお墓をどう準備するか

ペットのお墓は
「自宅の庭に埋葬する」「ペット霊園に埋葬する」「人間のお墓に一緒に入る」
の3つのパターンがあります。

一般的には、ペット葬儀社に依頼する方法が主流です。
ペット葬祭社との日程の折り合い、予算の刷り合わせを前もってしておくことで、愛するペットが亡くなってからもスムーズに供養をすすめることができます。
その後、お墓の場所を決めます。

ペットと人間が同じお墓に入れない理由

仏教の教え上、ペットと人が同じお墓に入ることをお寺が認められないことがあります。
お寺で認められていても、ペットの納骨を親族が認めない場合もあります。
法律上問題はなのですが、そもそもの埋葬法や、法律の規制の違いがあるので、注意する必要があります。

ペットと人間の埋葬法の違い

日本では一般的に人間は火葬で行われるのに対し、ペットは土葬と火葬が可能です。
ペットの土葬や火葬をするときには注意が必要です。
このように異なる理由は、法律や規制が大きく関わっているからです。

①自分の土地以外の場所に埋めると、罰せられる可能性があります。そのため、引っ越しの際には注意が必要となります。
②自宅の土地に埋葬しても問題はありませんが、近隣住民に迷惑がかかった場合は、民法により損害賠償を請求されることがあります。

法律や規制を正しく知り、安心して供養できるようにしてあげたいですね。

個別のお墓を設けるメリット

合同の墓が主流になっていますが、個別で供養してあげたいという方もいるでしょう。
個別供養の場合、費用はかかってしまいますが、名前を個別で刻めるという大きなメリットがあります

しかし「ペットを一人するのはかわいそう」「管理の手間がかかって大変」「そもそもお寺の意向で一緒のお墓に入れない」なんてことがあるかもしれません。

そんなときにオススメなのが
『ペットが入れる霊園』です。
ペットが入れる霊園とは、どういうものなのかを見ていきましょう。

ペットが入れる霊園

ペットが入れる霊園

「ペット霊園」は全国600ほど展開されており、大きく分けて二つの種類があります。
①ペット専用の霊園
②ペットと人が一緒に入れる霊園


これならどちらを選んでも、ペットが一人きりで寂しくなりませんし、ペットと一緒に入りたい方には嬉しいですね。

それぞれについて解説していきます。

ペット専用の霊園

ペット専用の霊園(ペットしか入れない霊園)には、一般墓のほかに合同墓や樹木葬、納骨堂があります。

合同供養の場合は合同墓や樹木葬
個別供養の場合は納骨堂が比較的低コストでおすすめです。
愛するペットを複数供養したい方は、数体納めることができる一般墓タイプも選択肢の一つです。

ペットと人間が一緒に入れる霊園

近年、ペットと人が共に眠ることのできる霊園は増加傾向にあります。嬉しい傾向ですが、まだ数は限られています。
ペット専用の霊園と同様「一般墓」「合同墓」「樹木葬」「納骨堂」の4種類あり、希望の供養方法があるか事前に問い合わせをしてみることが大切です。

以下ペット霊園の選ぶ際のポイントと注意点をまとめました。

ペット霊園の選び方とチェックポイント

ペット霊園を選ぶ際には、3つの選び方を参考にしてみてください。
①葬儀プランの有無
火葬と納骨がセットのプラン、個別火葬後の返骨プランなど、希望のプランから選ぶのも選択肢の一つです。
②自宅からお墓までのアクセス
定期的にお参りに通うことを考えると、自宅からのアクセスはかなり重要なポイントです。
③霊園の対応、雰囲気
最期の大切なひとときを過ごすためにも、霊園の対応は欠かせない一つのポイントです。
ネットで口コミや評価を見る、実際に訪問するなどして、納得のいく霊園を選びましょう。


事前に調べておくと良いポイント
①ペットの体重
ペットの体重によって費用が異なるので、自分のペットの体重を調べておくと大体の予算がわかります。
②一緒に火葬できるもの
一般的に花や写真は火葬OKですが、首輪や洋服などは物によってはできない場合があります。ペット葬儀社もしくは霊園に事前に確認しておきましょう。

よくある質問

Q.自宅にペットのお墓は作れる?

A.自宅でペットのお墓は作れます。

準備するもの
・墓石(石材店に依頼) ・土を掘るスコップ

お墓の作り方
・自宅の庭で埋葬する場所を決める
 ※人が歩く場所を避け、水はけの良い場所を選ぶことがおすすめです。
・火葬した遺骨を骨壺から取り出し、土に埋める
・用意しておいた暮石を置く
マンションなどで庭に埋めることができない場合は、プランターお墓もおすすめです。小型のペットなら無理なく作ることができるでしょう。

※自分の土地であること、近隣住民などに迷惑がかからない場所を選びましょう。損害賠償請求などトラブルに発展したケースもあるので注意が必要です。

Q.ペット霊園で納骨のみの場合の費用は?

A.供養方法やペットの大きさによるが、安いところでは8千円〜、高くなれば数十万円以上

合同墓に納骨する場合は比較的安価になりますが、個別の一般墓を建てるとなると数十万円から数百万円になることもあります。事前に確認をしておきましょう。

まとめ

今回はペットのお墓についてまとめました。

近年人気のペット霊園の選び方や注意点を理解していただけたら幸いです。
心残りのないお見送りをするために、事前に確認しておくべきことを把握しておきましょう。

素敵な最期を過ごせることを祈っています。

株式会社ディライト

この記事の著者・監修者

株式会社ディライト

株式会社ディライトは、葬儀業界とお墓業界の「集客の困った」と「人の困った」を解決する会社です。

竹田 勇仁

この記事の編集者

お墓の口コミ編集部

竹田 勇仁

東京都出身。大学を卒業後葬儀社で勤務。
現場経験を経て、消費者に有益な情報を届けたいという想いから、現在「お墓の口コミ」を運営している。

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