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東広島樹木葬

【1002人調査】樹木葬のリアルな選び方|種類別の費用と後悔ポイントを徹底比較

最新編集日:2025年06年04日

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近年、従来の墓石を使用したお墓ではなく、自然と共生する形の埋葬方法である「樹木葬」が注目を集めています。 少子高齢化が進み、お墓の継承問題が深刻化する中で、管理の負担が少ない点が樹木葬の魅力です。 では、樹木葬の購入者はどのような情報を参考に樹木葬を選んだのでしょうか。 そして、実際に購入した後にどのような問題が生じたのでしょうか。 今回、『お墓の口コミ』(https://oohaka.jp/)は、樹木葬の購入経験者を対象に、「樹木葬」に関する調査を行いました。
お墓の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役
著者・監修者

株式会社ディライト 代表取締役

高橋亮

葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣ス...続きを読む
お墓の口コミ編集者:お墓ディレクター2級  竹田勇飛
編集者

お墓ディレクター2級取得者

竹田 勇飛

東京都出身。計400社以上の墓石、葬儀会社と繋がりを持ち、お墓ディレクター2級を有している...続きを読む

【目次】

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樹木葬に関する調査結果トピックス

樹木葬を選んだ理由は「費用を抑えられる」が最多に

樹木葬の選び方はアクセス、価格を重視

「集合型」樹木葬が一番人気

合祀型が最も低価格で10~30万円がほとんど

樹木葬の年間管理費の相場は?

樹木葬で後悔するポイント

【満足/不満、後悔】購入者の声

集合型・合祀型は購入者の8割満足、個別型は若干低い

まとめ

調査概要

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樹木葬に関する調査結果トピックス

・樹木葬を選んだ理由の第1位は「費用を抑えられる」 ・樹木葬を選ぶ際に重視した点は「立地・アクセス」「価格」が4割以上 ・人気の埋葬方法は「集合型」が約半数、次いで「合祀型(合葬型)」「個別型」 ・購入金額は埋葬方法によって異なり、合祀型(合葬型)が最も低価格 ・管理費用は合祀型(合葬型)で「かからない」ケースが最多、集合型は「5千〜1万円未満」が主流 ・共有型であることや自然など樹木葬の特徴がかえって想定外の不満につながるケースも ・満足している点は「自然に還れる」「管理のしやすさ」「宗派を問わない」など ・全体的な満足度は高く、8割前後が「満足している」と回答

樹木葬を選んだ理由は「費用を抑えられる」が最多に

樹木葬を選んだ理由調査結果グラフ
樹木葬とは、墓地、埋葬等に関する法律に基づき、許可を得た墓地に遺骨を埋葬し、樹木や草花を墓標として故人を弔う方法です。 様々な埋葬方法がありますが、樹木葬を選んだ理由は何なのでしょうか。 はじめに、「樹木葬を選んだ理由は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『費用を抑えられる(43.5%)』と回答した方が最も多く、『管理が容易(36.8%)』『故人の意向(33.6%)』と続きました。 現代社会における経済的な負担の軽減や、管理面での簡便さを求める傾向が示唆されました。 さらに故人や家族の意向の割合が高くなっている背景として、樹木葬は自然志向・宗教不問・継承不要といった自由な埋葬スタイルとなり、終活の一環として生前に本人が選びやすく、実際に契約や申し込みを自ら行うケースが多いということがあるのではないでしょうか。 では樹木葬を選ぶ際、何を重視したのでしょうか。

樹木葬の選び方はアクセス、価格を重視

樹木葬を選ぶ際に重視した点調査結果グラフ
「樹木葬を選ぶ際に重視した点は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『立地・アクセス(41.9%)』と回答した方が最も多く、『価格(41.2%)』『環境・雰囲気(38.1%)』と続きました。 樹木葬は費用や利便性といった実用面だけでなく、自然環境や心地よさといった感情面も重視されているようです。単なる埋葬場所ではなく、今後のお墓参りのしやすさも考慮されており、故人を偲ぶ場所として捉えられていることがうかがえます。 「樹木葬を選ぶ際に参考にした情報は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『インターネット(40.6%)』と回答した方が最も多く、『口コミや評判(29.9%)』『パンフレット(28.2%)』と続きました。 インターネットの普及によりオンラインでの情報収集が主流となっている一方で、口コミやパンフレットといった従来の情報源も依然として重要な役割を果たしていることが明らかになりました。

「集合型」樹木葬が一番人気

どのタイプの樹木葬を購入したか調査結果グラフ
樹木葬には、以下のような種類があります。 ・集合型:1本のシンボルツリーの周囲に複数の区画があり、各区画に個別で遺骨を埋葬する方法で、遺骨が他人と混ざらないという特徴があります。 ・合祀型(合葬型):1つの区画に複数の人の遺骨をまとめて埋葬し、遺骨が他の人と完全に混ざる埋葬方法で、1本のシンボルツリーを共有します。 ・個別型:個々の区画に1本ずつシンボルツリーを植え、個人や家族単位で専用の区画に遺骨を埋葬する方法です。 「どの埋葬方法を選びましたか?」と質問したところ、以下のような回答結果となりました。 『1本のシンボルツリーの周囲に複数の区画がある集合型(46.6%)』 『1つの区画に複数の人の遺骨をまとめて埋葬する合祀型(合葬型)(39.5%)』 『個々の区画に1本ずつシンボルツリーを植える個別型(13.9%)』 集合型が最も多く選ばれているようですが、樹木葬を選んだ理由として最多となった「費用を抑えたい」という需要を満たしているのでしょうか。 次の章では、種類別の購入金額を調査しました。

合祀型が最も低価格で10~30万円がほとんど

樹木葬の購入金額調査結果グラフ
「樹木葬の購入金額はいくらでしたか?」と質問したところ、以下のような回答結果となりました。 ■1本のシンボルツリーの周囲に複数の区画がある集合型 『30~60万円未満(36.6%)』 『10~30万円未満(27.8%)』 『60~90万円未満(21.4%)』 ■1つの区画に複数の人の遺骨をまとめて埋葬する合祀型(合葬型) 『10~30万円未満(28.3%)』 『30~60万円未満(27.0%)』 『10万円未満(18.7%)』 ■個々の区画に1本ずつシンボルツリーを植える個別型 『30~60万円未満(27.3%)』 『10~30万円未満(18.7%)』 『60~90万円未満(16.6%)』 『10万円未満(16.6%)』 最も多く選ばれている集合型は、価格帯は『30〜60万円未満』が最多です。 この埋葬方法は、遺骨が他人と混ざらず個別性を保てる点が魅力の一つであり、比較的手頃な価格帯で個別性と経済性のバランスをとれる選択肢として支持されていると考えられます。 次に支持されている合祀型(合葬型)は、『10〜30万円未満』が最多の価格帯となっています。 低コストで永代供養が可能なこの方式は、費用を抑えたい、管理負担を軽減したいという現代のニーズに応えていると推測されます。 個別型の価格帯は幅広く分布していますが、90万円以上が2割以上と比較的高額になる傾向があるため、選択率が低くなっていると考えられます。 では、樹木葬の管理費用はどれくらいなのでしょうか。次の章では、樹木葬の管理費用について紹介します。

樹木葬の年間管理費の相場は?

樹木葬の年間管理費調査結果グラフ
「樹木葬の管理費用は年間でいくらですか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。 ■1本のシンボルツリーの周囲に複数の区画がある集合型 『5千〜1万円未満(41.1%)』 『1〜3万円未満(25.3%)』 『5千円未満(13.1%)』 ■1つの区画に複数の人の遺骨をまとめて埋葬する合祀型(合葬型) 『管理費用はかからない(30.6%)』 『5千〜1万円未満(28.3%)』 『5千円未満(18.9%)』 ■個々の区画に1本ずつシンボルツリーを植える個別型 『管理費用はかからない(30.2%)』 『5千〜1万円未満(25.9%)』 『1〜3万円未満(18.0%)』 樹木葬の管理費用は埋葬方法によって異なり、合祀型(合葬型)では『管理費用はかからない』ケースが最も多いことが明らかになりました。 合祀型(合葬型)は初期費用と管理費用の両方で最も経済的な選択肢となっており、費用を抑えたい方に適しているのではないでしょうか。 集合型は中程度の初期費用で個別性を保ちつつ、比較的安価な管理費用で運営されており、バランスのとれた選択肢なのではないでしょうか。 個別型は初期費用が他の埋葬方法よりも高い傾向にありますが、『管理費用はかからない』と『5千〜1万円未満』が多く、長期的には経済的な選択肢となる可能性があります。

樹木葬で後悔するポイント

樹木葬の後悔調査結果グラフ
「樹木葬を購入した後、何か想定外のことはありましたか?(複数回答可)」と質問したところ、『他の利用者と共有なので落ち着いて墓参できない(31.8%)』と回答した方が最も多く、『埋葬のシンボルとなる樹木が枯れてしまった(29.7%)』『思ったより費用がかかった(23.9%)』と続きました。 静かに故人を偲びたい方にとって共有型の特性が大きな課題となっていることがわかります。また、自然を活かした埋葬ならではのリスクも浮き彫りになりました。 費用面での想定外の出費も約2割の方が経験しており、樹木葬の経済面については事前に十分に理解する必要性があることが示唆されました。

【満足/不満、後悔】購入者の声

ここからは、樹木葬に満足している点、不満や後悔していることをうかがいました。

樹木葬の満足している点を教えてください

【1本のシンボルツリーの周囲に複数の区画がある集合型】 ・故人の意向を優先できたこと(宮崎県/30代/男性) ・環境が良く、故人が自然に還れる気持ちになれる。残された家族や親戚などにお世話にならずにすむ。宗派を問わない点。ペットと一緒に入れる(群馬県/30代/女性) ・自然に還るという意味で最高のことだと思う(北海道/40代/男性) 【1つの区画に複数の人の遺骨をまとめて埋葬する合祀型(合葬型)】 ・家族の意向ではあったが雰囲気もあり満足している(静岡県/30代/男性) ・費用が抑えられる(奈良県/30代/男性) ・常にお花があり、枯れたら管理の人が処分してくれるのでいつ行ってもきれいな状態である(大阪府/60代/女性) 【個々の区画に1本ずつシンボルツリーを植える個別型】 ・故人の意向を叶えられた(埼玉県/40代/男性) ・自然が美しい。遺骨が土に還る、土に直接埋葬する方法なので、自然に還ることができて良い(宮城県/40代/女性) ・従来の墓石だと、墓守りだったり、墓じまいに多額のお金がかかるが、樹木葬の場合そういった心配がないからすごく楽(埼玉県/40代/女性) 樹木葬の満足点としては、どの埋葬方法でも「故人の意向を尊重できたこと」や「自然に還る安心感」が共通して挙げられています。埋葬方法ごとに違いはあるものの、費用負担の軽さや管理の手間が少ない点も、多くの人にとって安心材料となっているようです。 では反対に、樹木葬で不満に感じていることや後悔していることはあるのでしょうか。

樹木葬の不満や後悔していることがあれば教えてください

【1本のシンボルツリーの周囲に複数の区画がある集合型】 ・なかなか理想とする樹木葬が見つけにくかった点(群馬県/30代/女性) ・家族間のまとまりがしにくいこと(熊本県/50代/男性) ・大きすぎたので、サイズをもう少し気にすべきだった(東京都/50代/男性) 【1つの区画に複数の人の遺骨をまとめて埋葬する合祀型(合葬型)】 ・他者も周りにいるので、お金があれば個人での樹木が良いと思いました(北海道/40代/女性) ・ちゃんと供養されているか心配(新潟県/40代/男性) ・意外と費用がかかる(埼玉県/40代/男性) 【個々の区画に1本ずつシンボルツリーを植える個別型】 ・管理が必要(福岡県/30代/男性) ・後々の周辺環境まで想定できるようなところを選びたかった(埼玉県/40代/女性) ・生前に故人に場所を決めてもらいたかった。気に入ってもらっているかどうか(東京都/50代/男性) 樹木葬に対する不満や後悔としては、埋葬方法を問わず「事前の確認不足」によるギャップが目立ちます。理想と現実の違いや、管理・供養に対する不安など、慎重な情報収集と選定の重要性がうかがえます。

集合型・合祀型は購入者の8割満足、個別型は若干低い

樹木葬の種類ごとの満足度調査結果円グラフ
最後に、「樹木葬を選んだ満足度はどの程度ですか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。 ■1本のシンボルツリーの周囲に複数の区画がある集合型 『とても満足している(20.8%)』 『やや満足している(66.4%)』 ■1つの区画に複数の人の遺骨をまとめて埋葬する合祀型(合葬型) 『とても満足している(41.9%)』 『やや満足している(48.0%)』 ■個々の区画に1本ずつシンボルツリーを植える個別型 『とても満足している(25.2%)』 『やや満足している(51.8%)』 合祀型(合葬型)では『とても満足している』と回答した方の割合が最も高く、管理費用の安さや管理の手軽さが評価されていることがうかがえます。 個別型は自由度が高い反面、費用や管理の負担が大きく、満足度に差が出やすい傾向が見られました。 全体としては多くの方が樹木葬に満足しているものの、事前の比較・検討が重要だといえます。

まとめ

今回の調査を通じて、樹木葬に関する意識や選択基準について大きく2つのことが明らかになりました。 1つ目は、実用性と精神的な価値の両立が、樹木葬を選ぶ理由になっている点です。 費用や管理のしやすさといった現実的な面に加え、「自然に還る」「故人の意向を尊重できる」といった思いや安心感も重視されており、樹木葬は“負担の少ないかたちで、故人らしさを大切にできる選択肢”として支持されていることがわかりました。 また、立地や雰囲気を重視する声も多く、単なる埋葬場所ではなく、故人を偲ぶ大切な空間として捉えられていることも満足度の高さにつながっているようです。 2つ目は、埋葬方法ごとに満足度や課題に差異がある点です。 集合型は費用と個別性のバランスがとれていて最も人気が高く、合祀型(合葬型)は費用を最も抑えられるという点もあり、満足度が最も高い結果となりました。個別型は自由度の高さが魅力ですが、費用や管理の負担が比較的大きく、満足度に差が出やすい傾向があります。 不満として挙がっていたこととしては「シンボルツリーの枯死」や「想定外の出費」など、自然環境や事前の確認不足に起因する声もあり、慎重な情報収集の重要性がうかがえます。 樹木葬は現代社会における多様なニーズに応える柔軟な埋葬方法である一方で、それぞれの特徴や課題を理解した上で選択することが重要であると言えるでしょう。

調査概要

調査概要:「樹木葬」に関する調査 【調査期間】2025年3月12日(水)~2025年3月14日(金) 【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査 【調査人数】1,002人 【調査対象】調査回答時に樹木葬の購入経験者と回答したモニター 【調査元】株式会社ディライト(https://oohaka.jp) 【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

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