墓じまい代行の流れや費用を詳しく解説!代行業者の選び方から注意点まで完全網羅

最新編集日:

お墓

「墓じまいを進める時間がない」「墓じまいの手続き関係が分からない」など悩みや不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。

この記事では
・墓じまい代行の流れ
・代行費用について
・墓じまい代行のメリット
など分かりやすく解説しています。

この記事を読むことで墓じまい代行の流れやメリットが理解でき、墓じまいを時間かけずに進めることができます。

この記事を参考に墓じまいを進めていきましょう。

墓じまいの事でお悩みの方

・墓じまいをしたい方
・墓じまいを検討している方
・墓じまいについて相談がある方

お墓の口コミでは、
墓じまいに関する相談など、一貫したサポートを無料で提供しています。

どうぞ安心してご相談ください。

墓じまい

墓じまい
相談はこちら矢印
24時間365日受け付けております。

墓じまい代行とは?

疑問に思う女性

「墓じまい」とは「お墓から遺骨を取り出し、墓石を撤去して、改葬先へ遺骨を移す」という作業で、行政手続きやお寺や墓地管理者とのやり取りが含まれます。

「墓じまい代行」とは依頼主に代わり墓じまいの手続きを行ったり手伝ってくれるサービスです。

近年のニーズ増加に伴い、墓じまい代行業者も増え、サービス内容や費用も業者によって異なります。

墓じまいとは何なのかを知りたい場合は以下の記事も併せて読むと良いでしょう。

あわせて読みたい

お墓 墓じまいとは?増えている理由や進め方など分かりやすく解説!

墓じまい代行の流れ

STEP文字

墓じまい代行は以下の➀~⑦の流れで行われます。
【墓じまい代行の7ステップ】

➀墓じまい代行業者に連絡する
②お墓の現地調査と見積りをもらう
③新しい供養先を見つける
④行政手続きの提出代行
⑤遺骨を取り出す
⑥お墓の撤去・解体をする
⑦新しい供養先に納骨する

基本的な流れは上記になります。

ただし、墓じまいを依頼する代行業者によって代行が可能な部分が異なってきますので事前に確認しましょう。

それでは1つ1つ詳しく解説していきます。

➀墓じまい代行業者に連絡する

墓じまいの代行を検討している場合は、インターネットや電話で墓じまい代行業者に問合せを行いましょう。

この際のポイントは、複数の代行業者から資料を取り寄せることです。

代行業者によって代行できる部分とできない部分があります。

また、代行費用に関しても複数比較できるので高額な請求などを避けることができます。

複数の代行業者を比較して自分に合った代行業者を選びましょう。

②お墓の現地調査と見積りをもらう

代行業者に問合せをして依頼する業者がある程度選定できたら各業者に現地調査と見積りを出してもらいます。

この際のポイントは、現地調査を行い見積りを出してもらうことです。

代行業者によってはお墓の写真を送ると見積りを出してくれますが、お墓が建っている場所や状況によって費用が変動します。

より正確な見積りを出してもらう場合はしっかり現地調査を行い見積りを出してもらいましょう。

③新しい供養先を見つける

現地調査と見積りの依頼ができたら新しい供養先を決めましょう。

新しい供養先が決まったら、墓じまい代行を依頼する業者に申し込みを行います。

その際に代行費用や契約内容をしっかり確認して後々トラブルが無いようにしておきましょう。

新しい供養方法としては基本的に以下の方法があります。
・一般的なお墓
・樹木葬
・納骨堂
・永代供養墓
・散骨
・手元供養

代行業者によっては移動先の供養方法について相談に乗ってくれるところもあるので相談してみるのもいいでしょう。

④行政手続きの提出代行

墓じまいを行うには「改葬許可証」が必要になります。この改葬許可証が無いと遺骨を取り出すことができません。

改葬許可証を発行するには以下の書類が必要になります。
・埋葬証明書
・受入証明書
・改葬許可申請書

ここで注意が必要なのは、自治体によっては代行業者が書類の手続きを行えない場合があります。

自分の対象の自治体にあらかじめ確認をしておきましょう。

行政手続き書類の詳しい内容を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください⇩

あわせて読みたい

法要 行政手続きで必要な3つの書類と流れを分かりやすく解説!

⑤遺骨を取り出す

代行業者に遺骨を取り出してもらいます。

遺骨の取り出しは個人でもやることはできますが、重い墓石などを動かしますので業者に依頼しましょう。

取り出した遺骨は、新しい供養先や自宅などに郵送されます。

⑥お墓の撤去・解体をする

遺骨を取り出したお墓の撤去・解体を行います。

依頼している代行業者がお墓の撤去もやってくれる場合もあります。

出来ない場合も「撤去業者に依頼」を代行で行ってもらえます。

代行依頼した業者がどの範囲まで代行作業をしてくれるのか最初に確認しておきましょう。

⑦新しい供養先に納骨をする

新しい供養先に納骨をします。

納骨が終わりましたら墓じまいは完了となります。

また、納骨の際に「改葬許可証」が必要になるので必ず忘れずに持参しましょう。

墓じまいの事でお悩みの方

・墓じまいをしたい方
・墓じまいを検討している方
・墓じまいについて相談がある方

お墓の口コミでは、
墓じまいに関する相談など、一貫したサポートを無料で提供しています。

どうぞ安心してご相談ください。

墓じまい

墓じまい
相談はこちら矢印
24時間365日受け付けております。

墓じまいの代行費用

電卓とノート

墓じまいの代行費用は、代行業者で請け負える内容すべて代行して約15万円~約30万円になります。お墓の大きさや立地状況などでは金額が変わってくるので注意しましょう。

また、あくまで墓じまい代行の費用になるので新しい供養先の費用は別途かかってきます。

全て代行依頼するのではなく自分でできる部分は自分で行えばその分費用は抑えることはできます。

家族や親族、代行業者と話し合い決めていきましょう。

墓じまいにかかる費用を詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください⇩

あわせて読みたい

費用文字 墓じまい費用相場や内訳を詳しく解説!

墓じまい代行業者の選び方

選び方文字

墓じまいの代行業者は数多くいます。

あまり考えず決めてしまい後で後悔しないようにしっかり考えて決めましょう。

墓じまいの代行業者を選ぶポイントを紹介しますので参考にしてみてください。

代行業者の口コミやランキングを活用する

墓じまい代行業者の口コミやランキングを上手に活用して自分に合った業者を選びましょう。

一つの口コミやランキングサイトだけを見て判断するのではなく、できれば3サイトくらいは見ておいた方がよさそうです。

口コミには、担当スタッフ、契約内容までの載っているものもありますので、具体的に業者選びをすることができるでしょう。

作業内容の確認

墓じまい代行業者によって代行できる作業の範囲が異なります。

依頼しようとしていた内容が後から「その内容はできません」となってしまうと時間的にも作業的にも大変になってしまいます。

事前にどの範囲まで代行できるのか確認しておきましょう。

見積りの内容を比較

墓じまい代行費用の見積りを複数社取って自分に合った業者を選びましょう。

中には高額な見積りを出してくる場合もあります。

また、すごく安くて依頼したが代行作業範囲が少ないなどトラブルが起きる場合もあります。

見積りを請求して「作業内容」「金額」が自分に合っているかをしっかり確認して選びましょう。

墓じまい代行のメリット

墓じまいを代行する人は近年増加傾向にあります。

どのような点で墓じまいを代行した方がいいのか紹介していきます。

時間が無くても墓じまい出来る

墓じまいをしたくても仕事や家事などで墓じまいを進める時間が無い方も多いのではないでしょうか。

墓じまいを代行業者に任せることによって最低限の時間で墓じまいを進めることができます。

時間がなくて墓じまいができていない方は、墓じまい代行を検討してみてはいかがでしょうか。

難しい手続きを省略できる

墓じまいを進めていく中で、行政手続きが出てきます。

そのような複雑な手続きも代行業者に依頼することができます。

書類の記入に関しては本人がやる必要がありますが、代行業者に相談してスムーズに進めていくことができます。

トラブルを回避できる

代行業者に依頼することでトラブルなく墓じまいを行うことができます。

墓じまいは家族や親族、お寺や霊園など様々な人たちが関係しています。

墓じまいを進めている中でトラブルに発展してしまうことも少なくありません。

代行業者は墓じまいのプロです。事前に相談してアドバイスをもらいながら進めることでスムーズに墓じまいを行うことができます。

墓じまい代行の注意点

注意点文字

墓じまいの代行を依頼する際に注意する点は以下の3点です。

・家族や親族に同意を得ておく
・代行業者のサービス範囲を確認する
・本人が作業しなければいけない内容を確認しておく


それでは1つずつ解説していきます。

家族や親族に同意を得ておく

墓じまいを進める前に必ず家族や親族と話し合いをしておきましょう。

「墓じまい費用」「お墓の在り方」などが原因で家族や親族とトラブルが起きることが多いです。

親族の中には墓じまいすることに反対する人もいます。

後々のトラブルを避けるためにも一人で進めずに事前に相談して同意を得ておきましょう。

墓じまいで起こるトラブル原因と解決方法を詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください⇩

あわせて読みたい

老夫婦の不安な表情 墓じまいトラブル事例を交えて簡単解説!

代行業者のサービス範囲を確認する

代行業者によって代行サービスの範囲は様々あります。

内容を確認せずに費用で選んでしまい、自分が代行してほしい範囲が含まれていない。

場合によっては追加で費用がかかってしまうことにもなりかねません。

事前に自分が代行依頼したい作業が含まれているのか内容をしっかり確認しましょう。

本人が作業しなければいけない内容を確認しておく

代行業者はすべての作業を代行できるわけではありません。

自治体によっては、手続き書類の提出は本人でないと受け付けない場合もあります。

事前に自分が行う作業を確認してスムーズに進めていきましょう。

よくある質問

墓じまいの僧侶費用はいくらですか?

僧侶に渡すお布施の目安は、お世話になっているお寺の僧侶であれば3万~10万円、手配した僧侶であれば3万~5万円程度です。

墓じまいの費用は誰が払うの?

墓じまいの費用を誰が払うかに決まりはありません。

お墓の責任者は名義人である墓主です。何かを決める際の決定権は墓主にありますが、家族や親族と話し合い決めていきましょう。

墓じまいは勝手にできますか?

墓じまいは勝手に行うことはできません。お寺や霊園が発行する埋葬証明書など行政手続きが必要になります。

まとめ

まとめ文字

今回は、「墓じまい代行」について詳しく解説しました。

「時間がなくて墓じまいを進めることができない」「手続きが多くてわからない」など不安や悩みを抱えている方は多いでしょう。

今回の記事を参考に墓じまい代行を利用して墓じまいを進めていきましょう。

墓じまいの事でお悩みの方

・墓じまいをしたい方
・墓じまいを検討している方
・墓じまいについて相談がある方

お墓の口コミでは、
墓じまいに関する相談など、一貫したサポートを無料で提供しています。

どうぞ安心してご相談ください。

墓じまい

墓じまい
相談はこちら矢印
24時間365日受け付けております。

高橋亮

この記事の著者・監修者

株式会社ディライト 代表取締役

高橋亮

葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀、お墓業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

関連リンク
X

株式会社ディライト

この記事の著者・監修者

株式会社ディライト

株式会社ディライトは、葬儀業界とお墓業界の「集客の困った」と「人の困った」を解決する会社です。

竹田 勇飛

この記事の編集者

お墓の口コミ編集部

竹田 勇飛

東京都出身。計400社以上の墓石、葬儀会社と繋がりを持ち、お墓ディレクター2級を有している。
消費者に有益な情報を届けたいという想いから、現在「お墓の口コミ」を運営している。

関連記事