logo

評判の良い霊園・お墓が見つかる口コミサイトお墓の口コミ

樹木葬でお布施が必要なのは個別法要のときだけ|相場やマナーも解説

最新編集日:2025年07年18日

キャンペーンバナー
「樹木葬を検討しているけれど、お布施はいくら必要なの?」「永代供養なのにお布施を渡すべき?」このような疑問をお持ちの方は多いでしょう。 樹木葬では基本的にお布施は不要ですが、個別法要では僧侶にお布施を渡すのがマナーであり慣習になっています。 この記事では、お墓のプロが樹木葬でのお布施の要不要から相場、封筒の書き方・渡し方までくわしく解説します。 この記事でわかること ● 樹木葬でお布施が不要な理由 ● 個別法要でのお布施の相場 ● お布施の封筒の正しい書き方・渡し方

【目次】

[ 非表示]

樹木葬ではお布施は原則不要

個別法要ではお布施を渡すのが一般的

個別法要の依頼方法・お布施の要不要

お布施袋(封筒)の書き方・包み方・渡し方

よくある質問(FAQ)

まとめ

キャンペーンバナー

樹木葬ではお布施は原則不要

樹木葬ではお布施は原則不要です。初期費用(永代供養料)にお布施に相当する額(謝礼)が含まれているためです。 永代供養料には以下の費用が含まれています。 1. 区画の使用権 2. 納骨料・遺骨の管理料 3. 標準のプレート代・デザイン料 4. 霊園や樹木の清掃管理費 5. 日々の供養や読経 6. 合同法要にかかる費用 7. 将来、合祀にかかる費用 当サイトが実施したアンケートでは、樹木葬の初期費用でかかった金額は「30~60万円未満」が31.5%で1位でした。続いて「10~30万円未満」と回答した方が26.8%となっています。 この10万円~60万円に、上記の7項目の費用と永代供養に対する謝礼が含まれてるのです。 そして、86.8%の方が「樹木葬を選んでよかった」と回答しておられます(「とても満足:29.7%」「やや満足:57.1%」)。 関連記事: 永代供養と樹木葬は比較するものではない!関係性と選び方を解説

個別法要ではお布施を渡すのが一般的

多くの樹木葬霊園では、お布施が必要になるのは個別法要のときだけです。 ● 個別法要:「自分の家族だけのために」僧侶に読経してもらう法要 ● 合同法要:樹木葬を契約してる「全ての家族」を招いて、春彼岸・お盆・秋彼岸に開催される法要 ここでは「個別法要でのお布施の相場」「お布施以外にかかる費用」について解説します。

個別法要のお布施の相場

個別法要で僧侶に渡すお布施の相場は以下になります。

法要やお参りの規模 法要の名称・時期 お布施の相場
大規模
(主要な節目)
四十九日法要 一周忌法要 三回忌法要3万円~5万円
小規模
(小さな節目)
祥月命日(※1)のお参り 月命日(※2)のお参り1万円~2万円

ただし、小さな節目の小規模法要でも、春彼岸・お盆・秋彼岸の繁忙期は3~5万円が相場です。

※1 祥月命日:故人の命日と同じ月日(例:1月15日) ※2 月命日:故人の命日と同じ日付(例:毎月15日) 樹木葬の個別法要でのお布施は地域によって幅があり、概ね3~5万円です。都市部では4~5万円が相場とされています。

個別法要でお布施以外にかかる費用

個別法要では、僧侶に渡すお布施以外に御車代(おくるまだい)・御膳料(おぜんりょう)・お供え物の費用がかかります。これらについて以下にまとめました。 御車代: 僧侶の交通費として5千円~1万円を包みます。距離や交通手段によって金額を調整してください。 御膳料: 僧侶が会食を辞退した場合に5千円~2万円を渡します。僧侶が会食に同席する場合は不要です。 お供え物: 御車代や御膳料のように僧侶に渡すわけではありませんが、目安として、線香やお花に5千円〜1万円、果物や菓子に3千円〜5千円ほどかかります。もちろん、法要の規模や選ぶ品物によって金額は変動します。

個別法要の依頼方法・お布施の要不要

樹木葬では原則お布施は不要ですが、個別法要で僧侶に読経してもらう場合はお布施を渡すのが一般的です。ここでは、 ● 個別法要に僧侶を招く方法 ● お布施を渡す必要があるか について解説します。 方法1 霊園に相談する: まずは霊園の管理事務所に相談してみましょう。園内に常駐している僧侶や、提携している寺院の僧侶を個別法要に呼んでもらえるでしょう。お布施は僧侶に手渡しするのが慣習になっています。 定額の「法要パック」を用意している霊園もあります。法要パックには読経料が含まれているため、追加のお布施は基本不要ですが、お気持ちを包みたい場合は僧侶にお布施として渡しても失礼には当たりません。 方法2 僧侶派遣サービスを利用する: 僧侶派遣サービスを使うという方法もあります。インターネットや電話で簡単に予約でき、料金が明確に設定されています(御車代や御膳料も含まれていることが多い)。 僧侶派遣サービスを利用した場合は、一般的にはお布施を渡す必要はなく、マナーにも反しません。 方法3 菩提寺に相談する: 特定の寺院の檀家になっている方(菩提寺がある方)は、菩提寺に直接連絡して僧侶を招くという方法もあります。御車代や御膳料、お布施を渡すのが一般的に慣習、マナーとされています。連絡した際に金額の目安を尋ねておきましょう。

お布施袋(封筒)の書き方・包み方・渡し方

お布施は白無地の封筒(いわゆる「お布施袋」)に入れて用意します。封筒の書き方は以下のとおりです。 ● 表側:中央上に「御布施」と書き、中央下に「施主の氏名」または「〇〇家」と書く ● 裏側:左下に住所・金額を書く(金額は旧字体の漢数字で「金壱萬圓也」のように書く)
新札を用意して肖像画が上向きになるように封筒に入れ、紫や紺色の袱紗(ふくさ)に包んで法要に持参します。 封筒を直接手渡しすることは避け、封筒を袱紗から取り出し、切手盆(小さなお盆)に乗せて僧侶に差し出しましょう。切手盆がない場合は、袱紗の上に封筒を乗せて渡します。
お布施を渡すタイミングは、法要の開始前(僧侶への挨拶の際)でも、終了後でも構いません。「本日はよろしくお願いいたします」「どうぞお納めください」といった感謝の言葉を添えて渡しましょう。 関連記事:【見本画像付き】お布施の書き方がわかる!封筒・金額・マナーの徹底解説

よくある質問(FAQ)

Q.樹木葬では毎年法要を行わなくても大丈夫ですか?
A.
問題ありません。樹木葬では永代供養により霊園が継続的に供養してくれるため、家族が毎年法要を営む義務はありません。一周忌や三回忌など節目の年だけ法要を営む方が多いです。
Q.樹木葬でお布施を渡さないのは失礼になりませんか?
A.
個別法要ではお布施を渡すのが慣習でありマナーです。しかし個別法要以外では渡さなくても失礼にはあたりません。初期費用(永代供養料)に樹木の管理や日々の読経、彼岸やお盆の合同法要に対する謝礼が含まれているためです。
Q.お布施袋の表には「御布施」と書けばよいですか?
A.
中央の上には「御布施」と書き、その下に施主の氏名または「〇〇家」と記入するのが一般的です。裏面左下には住所と金額を旧字体の漢数字で書きます。

まとめ

この記事では、樹木葬でのお布施の要不要、個別法要での相場、お布施袋の書き方や渡し方のマナーについて解説しました。 樹木葬の初期費用(永代供養料)には、日々の管理や供養に対する謝礼が含まれているため、基本的には追加のお布施は不要です。 個別法要を希望する場合のみ、僧侶への謝礼として3~5万円程度のお布施を渡すのが慣習になっています。 霊園の法要パックや僧侶派遣サービスは、料金に読経料が含まれているため追加のお布施は基本的に不要です。ただし、気持ちを包みたい場合はお布施を渡しても失礼にはあたりません。 お布施を渡す際は、白無地の封筒に「御布施」と書き、袱紗に包んで持参します。袱紗から封筒を取り出し、切手盆に載せて僧侶に差し出すのがマナーです。感謝の言葉を添えて丁寧にお渡しすることで、失礼のない対応ができます。 個別法要では僧侶にお布施を渡すのが慣習であることを理解しておきましょう。故人も僧侶に感謝の気持ちを丁寧に示すことを望んでおられるのではないでしょうか。

お墓・霊園・墓地を探す

logo

「お墓の口コミ」は、葬儀・石材業界に特化した人材派遣会社である株式会社ディライトが運営しています。 「お墓の口コミ」に掲載されている文章、画像、データ、その他の情報(以下「本コンテンツ」)は、引用、転載、AI開発を含む あらゆる形でサイト名とURLを明示することでご活用いただけます。本コンテンツの正確性及び合法性などについて当サイトは一切保証せず、 第三者が有する権利への対応を含む利用者自身の責任においてご活用いただくものとし、本コンテンツの利用によって生じるいかなる損害やトラブルに対しても当サイトは一切責任を負いません。

Copyright © お墓の口コミ All Rights Reserved.