自動搬送式納骨堂とは?

自動搬送式納骨堂は雨や風の影響を受けない建物内に造られた納骨堂です。建物の中に設置されるため「ビル型納骨堂」「マンション型納骨堂」とも呼ばれます。
また自動搬送式納骨堂は、利用者がICカードで認証すると、遺骨を収納した厨子や棚が自動で参拝スペースに運ばれてくる仕組みになっています。そのため自動搬送式納骨堂は「機械式納骨堂」とも呼ばれています。実はこのシステム、物流倉庫で使われる立体駐車場システムが応用したものなのです。
自動搬送式納骨堂でのお墓参りの手順(利用手順)

自動搬送式納骨堂の利用手順は立体駐車場とよく似ています。以下に参拝者の利用手順を説明します。
1.受付で専用ICカードをかざしタッチパネルを操作する
2.バックヤードに格納された遺骨を収めた厨子が参拝ブースに自動搬送されてくる
3.タッチパネルで指定したブースに厨子がセットされブースの扉が開く
4.参拝者は個室のような空間でゆっくりお参りできる
5.終了ボタンを押すと厨子はバックヤードの保管場所に自動搬送される
このように自動搬送式納骨堂は「ICカード」「タッチパネル」「ボタン」を操作するだけで利用できます。
自動搬送式納骨堂の費用相場
自動搬送式納骨堂にかかる費用は「初期費用(永代供養料)」と「年間管理費」に分かれます(永代供養(えいたいくよう)とは遺族に代わり寺社や霊園が遺骨の管理や供養を行うこと)。
費用相場は初期費用が70~150万円程度、年間管理費は1~2万円程度です。
初期費用は契約時の一括払い、管理費は毎年支払うのが一般的です。
初期費用は「立地条件」「遺骨の収蔵数」「設備の充実度」によって大きく変わります。
都市部では高額な費用がかかる自動搬送式納骨堂が少なくありませんが、墓石の建立費用に比べれば安く抑えられるケースが多いです。
契約期間終了後に合祀(ごうし:複数の遺骨を一緒に収めること)される場合の費用は、永代供養料として初期費用に含まれているケースが多いです。ただし、追加費用が発生する施設もあるため契約前の確認は必要です。
なお当サイトの調査では、自動搬送式納骨堂の初期費用は以下のような分布になりました。
自動搬送式納骨堂のメリット
メリット①アクセスがよい(駅徒歩10分以内の施設が多い)
郊外の墓地へのお墓参りは移動に時間がかかり車が必要なケースもあります。しかし多くの自動搬送式納骨堂は駅から徒歩10分以内の場所にあるため移動時間は短く車も不要です。
メリット② 予約制なので待ち時間がない
ほとんどの自動搬送式納骨堂は予約制なので基本的に順番待ちは発生しません。もちろん予約した方が優先されるので、予約なしで訪れた場合は待ち時間が発生します。
メリット③ 厨子を探さなくてよい
ICカードをかざすだけで、参拝ブースに遺骨を収めた厨子が自動搬送されてくる自動搬送式納骨堂は、広い納骨堂内で厨子を探す必要がありません。高齢の方や身体が不自由な方にとって大きな安心につながります。
メリット④ 目の高さでお参りできる
参拝ブースに自動搬送された遺骨は目線の高さに配置されるため、無理な姿勢を取ることなくゆっくりとお参りできます。他のタイプの納骨堂のように、しゃがんだり背伸びしたりする必要がないため、高齢者や車いすの方に大きな負担がかかりません。
メリット⑤ 他人の目を気にせずお墓参りに集中できる
ほとんどの自動搬送式納骨堂の参拝ブースは個室ブースになっています。そのため他の参拝者を気にせず静かにお参りできます。
当サイトの独自調査では、自動搬送式納骨堂を選んだ理由として「プライバシーが確保されているから」と回答した方が35.4%にのぼりました。
声を出して故人に話しかけたい方なども周囲を気にする必要がない点は大きな魅力ではないでしょうか。
メリット⑥ 複数の遺骨をまとめて収蔵できる
自動搬送式納骨堂は複数名の遺骨を収蔵できるケースが多く(関東では8人が平均、全国的には1~4人)。一族が同じ場所で眠ることができ、お墓参りも一箇所で済みます。収蔵できる遺骨数が多い自動搬送式納骨堂は、地方に分散していた先祖のお墓を集約したいという方にも適しています。
すべての納骨堂に共通するメリット
納骨堂には自動搬送式納骨堂以外に以下のタイプがあります。
・仏壇式納骨堂
・墓石式納骨堂
・位牌式納骨堂
・ロッカー式納骨堂
すべてのタイプの納骨堂(自動搬送式納骨堂も含む)に共通するメリットは以下の5つです。
1.屋内施設なので季節や天候にかかわらず年中快適にお参りできる
2.管理・清掃をすべて施設側が行ってくれる(利用者の負担がない)
3.永代供養がセットになっている
4.承継者がいなくても利用できる
5.宗教・宗派を問わず利用できる
※すべての納骨堂が上記メリットを満たしてるとは限りません。契約前に必ず確認しましょう。
それぞれのタイプの納骨堂についてくわしく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
納骨堂の種類・特徴
自動搬送式納骨堂のデメリット(注意点)
デメリット① 初期費用・管理費が高い
自動搬送式納骨堂は墓石を建てる必要がないため、一般的なお墓よりも初期費用を安く抑えられます。ただし、すべての自動搬送式納骨堂が「墓石を建立するお墓」より安いわけではありません。都市部の最新式の自動搬送式納骨堂の初期費用はかなり高額になるケースもあります。また、設備のメンテナンスコストがかかるため年間管理費は高めになる傾向にあります。
デメリット② 設備点検や設備故障、停電の際はお参りできない
設備点検や設備故障、停電の際は、遺骨が参拝ブースに運ばれてこないのでお参りができません。自動搬送式納骨堂を選ぶ際は、設備点検の事前連絡の有無、設備故障や停電時の施設側の対応内容を確認しておく必要があります。
デメリット③ ICカードを忘れたらスムーズにお参りできない
ほとんどの自動搬送式納骨堂はICカードで遺骨を呼び出すシステムを導入しています。職員に申し出ればお参りできる施設が多いのですが「暗証番号を覚えていない‥」「身分証明書も持っていない‥」という場合はお参りできない場合があります。
またICカードを紛失した場合は再発行に費用や日数を要します。
墓地のお墓のように「誰でも」お参りできるわけではありませんが、誰でもお参りできないからこそセキュリティが保たれているとも言えます。
すべての納骨堂に共通するデメリット
以下の5つはすべてのタイプの納骨堂に共通するデメリットです(すべてのタイプとは自動搬送式、仏壇式、墓石式、位牌式、ロッカー式のこと)。
1. 屋内施設なので営業時間外はお参りできない
2. 遺骨の収蔵数(収納数)に制限がある
3. 線香を焚けない / 生花や食べ物をお供えできない
4. 契約期間終了後は合祀(ごうし)される
5. 建物や設備の老朽化は避けられない
自動搬送式納骨堂と他の供養方法の違い
本章では、自動搬送式納骨堂と他の供養方法の違いについて解説します。
ロッカー式納骨堂は自動搬送式より費用は安い傾向ですが、供養している実感は自動搬送式納骨堂にはおよばないでしょう。
一般的なお墓は初期費用が高額になる場合が多く「管理・清掃の手間」「将来の承継者問題」も課題として残ります。
樹木葬(遺骨を埋葬した区画近くに樹木や草花を植える形式)はコストの面では魅力的です。しかし屋外なので天候に左右されますし、お墓参りの実感を得られない方もおられるでしょう。
供養方法 | アクセス | 初期費用 | 維持管理の手間 | 永代供養 |
---|---|---|---|---|
自動搬送式納骨堂 | 非常に良い(駅近など) | 中~高(70~150万円) | 少ない(管理費で対応) | 付いている場合が多い |
ロッカー式納骨堂 | 施設による | 中(50~100万円) | 少ない | 付いている場合が多い |
墓石(一般的なお墓) | 場所による(郊外が多い) | 高(150~300万円) | 多い(掃除・管理必要) | 無し(承継が基本) |
樹木葬 | 郊外が多い | 低~中(30~70万円) | 少ない | 付いている |
表 自動搬送式納骨堂と他の供養方法の違い
自動搬送式納骨堂はこんな人におすすめ
自動搬送式納骨堂は以下のような方に特におすすめです。
遠方にあるお墓を近くに移したい方
地方の墓じまいを検討している方、住まいの近くに新しいお墓を建てたい方には、自動搬送式納骨堂が適しています。駅近の施設なら通いやすいので、頻繁にお参りできます。
お墓の後継ぎ(承継者)がいない方
子どもがいない方や、子どもにお墓の管理の負担をかけたくない方には、永代供養付きの自動搬送式納骨堂が安心の選択肢となります。将来の承継問題を解決できる点が大きなメリットです。
天候に左右されず室内でお参りしたい方
雨の日や暑い日、寒い日でも快適にお参りしたい方、高齢で足腰に不安がある方、小さなお子さん連れの方などには、冷暖房が完備されている自動搬送式納骨堂をおすすめします。
お墓の掃除や管理の手間を省きたい方
忙しい現代人にとって、お墓の掃除や管理は負担になりがちですね。自動搬送式納骨堂なら施設側が管理してくれるので心配はありません。
家族みんなで入れるお墓が欲しい方
自動搬送式納骨堂は複数の遺骨を収蔵できるため、夫婦や家族で一緒に入れるお墓を希望する方に適しています(地方に分散している先祖のお墓を一箇所にまとめることができる)。
常にきれいで便利な環境を求める方
清潔で設備の整った環境でお参りしたい方、特に都市部在住で利便性を重視する方には理想的な選択です。
自動搬送式納骨堂はこのような方に向いていますが「できるだけ費用を抑えたい方」「自分好みのお墓を建てたい方」「24時間いつでも自由にお参りしたい方」には、他の選択肢も検討してみるとよいでしょう。
後悔しない自動搬送式納骨堂の選び方
本章では納骨堂選びで後悔しないために事前にチェックすべきポイントについて解説します。
費用・条件
初期費用(永代使用料)と年間管理費を確認しましょう。管理費の値上がりの可能性についても聞いておくとよいでしょう。使用できる期間や永代供養の条件も必ず確認しましょう。将来的に合祀される場合、合祀までの期間は適切か考えることが大切です。
立地(アクセス)・駐車場の有無
家族・親族の住まいから無理なく通えるか、公共交通機関のアクセスはどうか、駐車場は完備されているか、などを確認しましょう。当社の調査では、納骨堂を選ぶ際に「立地・アクセス」を重視した方が75.43%と最も多く、その重要性がわかります。
遺骨の収蔵数
遺骨の収蔵数を確認しておかないと、家族全員の遺骨を納められなかったり、追加で納骨するために別のお墓を探す必要が出てきます。将来を見据えて何体まで納骨できるかを確認しておくと安心です。
参拝ブースの数・予約の混雑度
参拝ブースの数が少ないと、お盆や命日など利用が集中する時期に予約が取りづらくなります。ブース数や予約の混雑度を見学の際に質問するとよいでしょう。
運営母体の信頼性
公式サイトや口コミサイトで「施設の運営実績」「企業・団体として信頼できそうか」を調べてみましょう。建物の耐震性防災対策について見学の際に質問してみるのもよいでしょう。
実際に見学する
パンフレットだけで決めず必ず見学しましょう。参拝ブースの広さや雰囲気、ロビーや休憩所などの共用施設の清潔さ、お花やお線香などの用意はあるかなどを、自分の目で見て確かめることが大切です。スタッフの対応もチェックポイントです。
できれば複数の施設を見学して比較検討することをおすすめします。費用、立地、サービス内容など、総合的に判断することで納得のいく選択ができます。一度に複数の施設に見学を申し込むと効率的です。
東京都内でおすすめの自動搬送式納骨堂5選
東京都内でおすすめの自動搬送型納骨堂を5つ紹介します。
瑞華院 了聞

施設名 | 瑞華院 了聞(ずいけいん りょうもん) |
---|---|
最寄り駅 | 東京メトロ日比谷線「広尾駅」4番出口より左から徒歩3分 |
住所 | 東京都港区南麻布5-1-3(Googleマップ) |
評価 | ★ ★ ★ ★ ★ 4.71 |
霊園区分 | 寺院墓地 |
納骨堂の費用 | 70万円〜 |
宗教宗派 | 宗教不問 |
ペット埋葬 | ペットと一緒可 |
「瑞華院 了聞」のここがオススメ
🔸 東京メトロ日比谷線「広尾」駅4番出口から徒歩3分、駐車場も完備していますので、お車でのご来館も可能です
🔸【都内唯一】多様な8タイプからなる全22室の参拝室を完全個室でご用意しております
🔸 こだわり抜いた天然素材や伝統技術、四季折々の装飾花を設え、上質な空間を演出しています
【口コミ】
性別:女性 / 年齢:70代 / 評価 ★ ★ ★ ★ ★5.0
▶ここに選んだ理由
素敵なホテルのような雰囲気に清潔感のあるスタッフの対応。たくさん見学に行きましたがご住職が挨拶に来てお話頂けたのは驚きました。本堂も素晴らしく、ラウンジも良い。価格も適正で決めました。来たくなる。そんな場所です。口コミをもっと見る
白山御廟

施設名 | 白山御廟(はくさんごびょう) |
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最寄り駅 | 都営三田線「白山駅」から徒歩2分 |
住所 | 東京都文京区白山1-34-6(Googleマップ) |
評価 | ★ ★ ★ ★ ★ 4.69 |
霊園区分 | 寺院墓地 |
納骨堂の費用 | 60万円〜 |
宗教宗派 | 宗教不問 |
ペット埋葬 | 敷地内にペット墓を完備 |
「白山御廟」のここがオススメ
🔸 都営三田線「白山駅」徒歩2分、最寄りのバス停からも徒歩2分のアクセスしやすい好立地
🔸 バリアフリー対策としてエレベーターも設置されているので車椅子の方も安心してお参りができます
🔸 後継者がいなくなっても、圓乗寺が永代にわたり供養します
【口コミ】
性別:女性 / 年齢:50代 / 評価 ★ ★ ★ ★ ★5.0
▶立地・アクセス・周辺環境について
白山駅からすぐ着きました。白山駅は飲食店などもあるのでご飯を食べて帰ることもできます。
▶施設・設備・管理状況について
綺麗な納骨堂です。暗い雰囲気は感じなく、明るい納骨堂だなと思いました。
▶霊園・寺院内の雰囲気について
スタッフの方がとても丁寧に説明してくれました。雨の日でもお参りに来れるのは嬉しい。
▶ここに選んだ理由
駅から近いのが一番魅力的でした。いつでも気軽に来れるのは駅近だからこそだと思います。口コミをもっと見る
威徳寺/赤坂一ツ木陵苑

施設名 | 威徳寺/赤坂一ツ木陵苑(いとくじ あかさかひとつぎりょうえん) |
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最寄り駅 | 東京メトロ丸ノ内線「赤坂見附駅」から徒歩2分 |
住所 | 東京都港区赤坂4-1-10(Googleマップ) |
評価 | ★ ★ ★ ★ ★ 4.64 |
霊園区分 | 寺院墓地 |
納骨堂の費用 | 94万円〜 |
宗教宗派 | 在来仏教 |
「威徳寺/赤坂一ツ木陵苑」のここがオススメ
🔸 都心一等地・赤坂の歴史ある街にあり、仕事帰りやお買い物ついでにお参りに行くこともできます
🔸 館内はバリアフリー設計のため、お年寄りの方や車いすの方でも安心してお参りができます
🔸 無料ロッカーの貸出しや休憩スペース、車椅子の貸出し、多目的トイレやおむつ替え台なども完備しています
【口コミ】
性別:女性 / 年齢:60代 / ★ ★ ★ ★ ★5.0
▶立地・アクセス・周辺環境について
都内からアクセスの良い赤坂見附駅から徒歩5分程度で飲食店や店舗がたくさんある通りなので買い物や食事も楽しめる立地
▶施設・設備・管理状況について
新しいビルのためどこもきれいで最新設備。花や線香は用意されていて手ぶらでお墓参りができる。ロビーで無料のお茶で休むこともできる。
▶霊園・寺院内の雰囲気について
1階は古刹威徳寺の御本尊を拝むことができ厳かな雰囲気。マンション式の参拝室はきれいで明るくお墓参りの常識を覆す。
▶ここに選んだ理由
宗派を問わないのと交通の便がよく高齢の母も気軽に行ける。管理は必要なく毎日住職様がご祈祷をしてくださるのも安心できる。
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蔵前陵苑

施設名 | 蔵前陵苑(くらまえりょうえん) |
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最寄り駅 | 都営大江戸線「蔵前駅」から徒歩6分 |
住所 | 東京都台東区寿1-11-7(Googleマップ) |
評価 | ★ ★ ★ ★ ★ 4.68 |
霊園区分 | 寺院墓地 |
納骨堂の費用 | 85万円〜 |
宗教宗派 | 宗教不問 |
ペット埋葬 | ペットの供養もできる |
「蔵前陵苑」のここがオススメ
🔸 蔵前陵苑は「蔵前駅」より徒歩6分の好アクセスの納骨堂です
🔸参拝スペースはひとつひとつが仕切られておりプライベート空間でお参りができます
🔸 ICカード一枚で気軽にお参りができる最新型の納骨堂です
🔸 永代供養が含まれているので、子供に負担をかけたくない方やお墓の跡継ぎにお悩みの方でも安心して利用できます
【口コミ】
性別:女性 / 年齢:60代 / ★ ★ ★ ★ ★5.0
▶立地・アクセス・周辺環境について
駅から近くて歩いて行けるので、便利な立地です。
▶施設・設備・管理状況について
とても綺麗でマンションのような印象です。
▶ここに選んだ理由
少し評判が気になりましたが、便利な納骨堂という事で見学に行きました。スタッフの方の案内も丁寧で、迷うことなくここに決めました。行く前の心配は全く不要で、皆さんにおすすめできる場所です。口コミをもっと見る
伝燈院 赤坂浄苑

施設名 | 伝燈院 赤坂浄苑(でんとういん あかさかじょうえん) |
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最寄り駅 | 東京メトロ丸ノ内線「赤坂見附駅」から徒歩2分 |
住所 | 東京都港区赤坂4-2-32(Googleマップ) |
評価 | ★ ★ ★ ★ ★ 4.40 |
霊園区分 | 寺院墓地 |
納骨堂の費用 | 150万円〜 |
宗教宗派 | 宗教不問 |
「伝燈院 赤坂浄苑」のここがオススメ
🔸 「赤坂見附駅」から徒歩2分、「赤坂駅」から徒歩5分、「 永田町駅」から徒歩10分の好立地にあります
🔸骨壺(7寸)で2霊、遺骨袋で8霊まで受け入れ可能です
🔸 永代供養墓が完備されており、お墓を継ぐ人がいなくなったときや、将来にそのようなご心配をかけたくない方にもおすすめです
【口コミ】
性別:男性 / 年齢:50代 / ★ ★ ★ ★ ★5.0
▶お墓の探し方
お墓を検討するまで、納骨堂のことをしっかり知りませんでしたが、担当者の方がしっかり教えてくださったので、不安は解消されました。
▶これからご購入される方へ
まずはご自身に合うお墓が何かを見極めることです。私のように都内からのアクセスを重視するなら、こちらはおすすめですし、いわゆるお墓を建てたい方には合いません。
▶印象に残ったこと
初めて見学に行った時は綺麗にされた館内だと思いました。納骨堂というと古い建物なイメージがありましたが、そんなことはありません。スタッフの方も親切です。口コミをもっと見る
よくある質問(FAQ)
自動搬送式納骨堂の費用はどれくらいですか?
初期費用(永代供養料)の相場は70~150万円、年間の管理費は1~2万円ほどです。具体的な費用は施設によって異なるため、資料を取り寄せて確認しましょう。当サイトが行った調査では70~100万円が全体の17.14%、100~120万円が12.00%でした。(関連記事)
自動搬送式納骨堂は永代供養方式ですか?
自動搬送式納骨堂の多くは永代供養付きです(別途、永代供養料がかかる施設もあるので契約前の確認は必須)。契約期間終了後は合同墓(合祀墓)で供養される仕組みですので、跡継ぎがいない方でも安心して利用できます。
お参りの待ち時間が長いのでは?事前予約はできますか?
ほとんどの自動搬送式納骨堂が予約制で運営しています。出勤するスタッフ(職員)の人数を決めるためにも、予約制にしたほうが施設側としても運営しやすいからです。
自動搬送式納骨堂でのお墓参りで準備するものは?
特別に準備するものはありません。多くの自動搬送式納骨堂では、参拝ブースにお花やお線香が常備されています。施設内でロウソクや線香に火をつける設備があるので、自分で用意しなくても構いません。ただ、お供え物(故人の好きだったお菓子など)を持参することは可能です。その場合はお参り後に持ち帰る決まりになっていることが多いので、マナーを守って供えましょう。
ICカードを忘れたらどうなりますか?
受付でスタッフ(職員)に申し出ればサポートしてくれます。契約時に登録した暗証番号さえ覚えていれば、ほとんどの施設ではICカードがなくても参拝できます。ただし暗証番号を覚えておらず、身分証明書も持っていない場合は、参拝できない場合もあります。
設備の故障や停電の時はどうなりますか?
ほとんどの施設はメーカーとメンテナンス契約を結び、設備の故障に備えています。また「停電で遺骨が搬送できない」といったトラブルが起きないように非常用電源も設置されています。契約前の見学時に「予備電源の設置」「設備故障時の対応」「災害発生時の対応」について説明を受け、疑問点はしっかりと質問しましょう。
宗教や宗派は制限されますか?
自動搬送式納骨堂のほとんどは宗教不問で利用できます。寺院が運営していても仏教以外の宗教の方でも受け入れている施設が大半です。施設によっては他宗教用の礼拝室が用意されていたり、希望に応じて僧侶以外の宗教者を手配できるところもあります。ただし、合同供養祭など行事は運営寺院の宗派の作法で行われる点は留意してください。
遠方にあるお墓を自動搬送式納骨堂に移せますか?
はい、可能です。ただし改葬という手続きが必要になります。今あるお墓のある市区町村役所で改葬許可証を発行してもらい、遺骨を取り出した上で、新たに契約した納骨堂に納めます。この際、元のお墓の墓じまい(墓石撤去など)費用も発生します。自動搬送式納骨堂に限らずお墓を移す際の一般的な流れで、各施設でも相談に乗ってくれます。早めに元のお墓の管理者と相談し、書類の準備を進めるとスムーズです。
まとめ
自動搬送式納骨堂は、現代の多様なライフスタイルとニーズに対応した新しいお墓の形です。駅近で便利な立地、天候に左右されない快適な参拝環境、後継者問題の解決など、従来のお墓にはない様々なメリットがあります。
当サイトの調査では、自動搬送式納骨堂は満足度は非常に高く、多くの方に支持されています。
一方で、費用面や参拝時間の制限などのデメリットもあるため、自分や家族のニーズに合わせた選択が大切です。後悔しないお墓選びのためには、複数の施設を比較検討し、実際に見学して雰囲気を確かめることをおすすめします。
お墓は何十年、何百年と使うものですし、お墓選びは供養のスタートと言えます。しっかりとお墓を選ぶことが、故人への供養につながっているのではないでしょうか。