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ペットと一緒に入れる樹木葬の基礎知識|費用や確認事項も解説

最新編集日:2025年08年21日

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愛するペットと永遠に一緒にいたいという想いは、ペットを家族として大切にしてきた方なら誰もが抱く自然な気持ちです。 しかし、いざ「ペットと一緒に入れるお墓(樹木葬)」を検討するとなると、「費用はどのくらいかかるのか」「法律的に問題はないのか」「デメリットはないのか」など、多くの疑問や不安が浮かんでくるのではないでしょうか。 この記事では、ペットと一緒に眠ること(ペット共葬)を検討されている方向けに、樹木葬の基本的な仕組みから選び方のポイント、注意すべきデメリットまで、後悔のない選択をするために必要な情報をわかりやすく解説します。 〈記事を読んでわかること〉 ● ペットと一緒に入れる樹木葬 おすすめ7選(東京エリア) ● 樹木葬の基本とペット共葬の現状 ● 費用の詳細とメリット・デメリット ● 法律や宗教的な問題について ● 失敗しない樹木葬の選び方5ステップ この記事を読むことで、あなたとペットにとって最適な樹木葬を見つけることができるでしょう。
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【目次】

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ペットと一緒に入れる樹木葬 おすすめ7選(東京エリア)

そもそも樹木葬とは?基本をわかりやすく解説

ペットと一緒に眠る樹木葬は集合型・個別型がほとんど

ペット共葬可の樹木葬は首都圏・地方中核都市に集中

人の樹木葬の費用・ペット共葬料

ペットと一緒の樹木葬は法律的・宗教的に大丈夫?

樹木葬のメリット・デメリット

【チェックリスト】ペットと一緒に入れる樹木葬を選ぶとき

まとめ

よくある質問(FAQ)

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ペットと一緒に入れる樹木葬 おすすめ7選(東京エリア)

具体的な霊園をお探しの方のために、東京都内でペットと一緒に入れる樹木葬を提供している代表的な霊園をご紹介します。特徴や費用、アクセスなどのイメージを掴んでください。

シムティエール外苑の杜(新宿区)

シムティエール外苑の杜
都会ながらモダンさと開放感のある空間が訪れる人を癒してくれる宗教不問の公園墓地です。東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」から徒歩4分という抜群のアクセスです。樹木葬は32.8万円〜となっています。 くわしい情報を見る:https://oohaka.jp/13/13104/10312

宗参寺 樹木葬『結いの桜』『優美の舞』(新宿区)

宗参寺 樹木葬『結いの桜』『優美の舞』
470年以上の歴史がある宗参寺が管理する樹木葬で、寺院内でも高い位置にあるため開放感があり太陽の光もよく入ります。檀家に入る必要がなく宗教宗派不問で、継承者が途絶えた場合は永代供養墓へ合祀されるため撤去費用・管理費用が不要です。東京メトロ東西線「早稲田駅」から徒歩5分で、樹木葬は16.5万円〜となっています。 口コミ:「担当者の方の接客態度が大変よく、気持ちよく契約ができました。早稲田駅から近くて便利です。常時お花を植えておられ、良い環境だと思います。」(40代女性) くわしい情報を見る:https://oohaka.jp/13/13104/11038

芝愛宕の森・光円寺樹木葬(港区)

芝愛宕の森・光円寺樹木葬
花と緑に包まれる樹木葬で、デザイナーや熟練の職人が情熱と技術を込めて丹念に仕上げた美しい空間です。東京メトロ日比谷線「神谷町駅」から徒歩4分のアクセスです。樹木葬は17.2万円〜となっています。 くわしい情報を見る:https://oohaka.jp/13/13103/21277

江東浄苑 樹木葬 惟楽(江東区)

江東浄苑 樹木葬 惟楽
大正14年創建の蓮光寺が運営する樹木葬で、お一人用からご家族用、ペット共葬用まで様々な区画があります。檀家に入る必要がなく、後継者に負担のかからない新しい形の樹木葬です。都営新宿線「大島駅」から車4分で、樹木葬は55.0万円〜となっています。 口コミ:「対応してくださった方がとても親切丁寧でいろいろ教えてくださり、立地もとても良かったのでここに決めました。静かな住宅街の中にあるお寺さんの樹木葬です。」(50代男性) くわしい情報を見る:https://oohaka.jp/13/13108/10158

サニープレイス福寿園 樹木葬(北区)

サニープレイス福寿園 樹木葬
四季を通してきれいに整備された植栽と花木が敷地内を明るく彩る民営霊園です。バリアフリー構造で通路が広く、お年寄りの方からお子様まで心静かにお参りできます。都営三田線「新板橋駅」から徒歩9分です。樹木葬は36.0万円〜となっています。 口コミ:「ペットと一緒に入れる樹木葬を探していた時にネットでこちらを見つけました。対応してくださったスタッフさんもとても親身に話を聞いてくださり、ここなら信頼できるなと思ったので申し込みを決めました。」(40代女性) くわしい情報を見る:https://oohaka.jp/13/13117/10968

釜寺東運寺 樹木葬・永代供養墓・一般墓(杉並区)

釜寺東運寺 樹木葬・永代供養墓・一般墓
東京メトロ丸ノ内線「方南町駅」から徒歩6分とアクセスしやすく、駐車場も完備されています。周りに高い建物はなく、明るい日差しが墓地全体を照らす開放的な空間でお参りができます。 くわしい情報を見る:https://oohaka.jp/13/13115/10404

町田いずみ浄苑(町田市)

町田いずみ浄苑
日本で初めてペットと共に入れる樹木葬が作られた霊園で、広大な敷地でゆっくり落ち着くことができます。一般的な樹木葬とは違い、一度埋葬したら期限がなく永久的に同じ場所に埋葬されます。小田急多摩線「黒川駅」から車5分で、樹木葬は50.0万円〜となっています。 口コミ:「環境の良い霊園で車で園内まで入れる事が気に入りました。」 くわしい情報を見る:https://oohaka.jp/13/13209/10708 ここでご紹介した霊園情報は2025年8月時点のものです。料金やサービス内容は変更される場合がありますので、実際に検討される際は各霊園に最新の情報をご確認ください。 これらの霊園はそれぞれ異なる特徴を持っており、予算や立地の希望に応じて選択することができます。まずは気になる霊園の資料を請求し、実際に見学に行かれることをおすすめします。 「お墓の口コミ」でその他の霊園を探してみる

そもそも樹木葬とは?基本をわかりやすく解説

樹木葬について検討される前に、まずは樹木葬がどのような供養方法なのか、基本的な仕組みから理解していきましょう。

樹木葬の概要

樹木葬という言葉は聞いたことがあっても、実際にどのような供養方法なのかがわからない方も多いのではないでしょうか。ここでは、樹木葬の基本的な仕組みについて、わかりやすく解説します。 樹木葬とは、従来の墓石の代わりに樹木を墓標として使用する供養方法です。つまり、お墓の目印となるのが石ではなく木であり、遺骨は樹木の根元や周辺に埋葬されます。 この供養方法では、故人の遺骨が土に還り、やがて樹木の成長の一部となるという、自然の循環の中で永続的な供養が行われます。

遺骨の埋葬形式

個別型・集合型・合祀型の樹木葬埋葬形式の違いを示す図解
樹木葬は遺骨の埋葬形式によって、個別型・集合型・合祀型の3つのタイプに分類されます。それぞれ供養の形態や費用が大きく異なるため、まずは基本的な違いを理解しておきましょう。 個別型樹木葬は、1本の樹木の下に1つの区画を設ける最もプライベートな方法です。従来のお墓に最も近い感覚で供養することができ、区画は契約者専用となります。 集合型樹木葬は、1本のシンボルツリーの周りに複数の区画を配置する方法です。個別の区画は確保されているものの、他のご家族と同じ樹木を共有することになります。 合祀型樹木葬は、複数の方の遺骨を一つの区画にまとめて埋葬する方法です。最も費用を抑えることができますが、一度合祀されると個別に遺骨を取り出すことはできません。 埋葬形式とペット共葬には、どんな関係があるのでしょうか。次の章でくわしく解説します。

ペットと一緒に眠る樹木葬は集合型・個別型がほとんど

ペットと一緒に眠ることができる「ペット共葬」が可能な樹木葬は、そのほとんどが集合型か個別型です。合祀型でペット埋葬可能な樹木葬を提供する霊園は全体の1~2割しかありません。 合祀型でペット共葬が少ない理由は以下の2つです。 ● ペットと自分だけで眠ることを希望する方が多い ● 他の利用者の多くは動物の遺骨と混じることを嫌がる パンフレットに「ペット共葬可」と書かれていても、人間用の区画とペット用の区画が離れているケース(「一緒」とは言えないケース)もあります。 ペットと一緒に眠りたい方は、契約前に必ず「人とペットは『同じ場所』に埋葬されるのか?」を確認しましょう。

ペット共葬可の樹木葬は首都圏・地方中核都市に集中

ペットと一緒に眠れる樹木葬区画がある霊園の数は、地域によって大きな差があります。 首都圏では約230箇所に達し、関西圏でも大阪・兵庫を中心に増加傾向にあります。東海では愛知県(約30箇所)、九州では福岡県(約20箇所)で増えています。一方で、その他の県には、ペット共葬可の樹木葬を提供する霊園は数箇所しかありません。(2025年8月現在) ペット共葬可の樹木葬が都市部に集中する要因は以下の3つだと考えられます。 ● 人口密度が高い ● ペットの飼育率が高い ● 一般墓より樹木葬を選ぶ人が多い

人の樹木葬の費用・ペット共葬料

人とペットが一緒に入る樹木葬の費用は、「人だけの樹木葬の費用」と「ペット共葬料」の合計になります。それぞれわかりやすく解説します。

人だけの樹木葬の費用

人だけの樹木葬の費用は「初期費用」「追加費用」「年間管理費」の3つに分かれます。

初期費用

初期費用は樹木葬を契約するときに支払う費用で霊園ごとに変わります。また、同じ霊園でも埋葬形式によって大きな差があります。 初期費用の相場: ● 個別型樹木葬:30~120万円 ● 集合型樹木葬:20~70万円 ● 合祀型樹木葬:5~40万円 (合祀型でペット共葬可の霊園は少ない) 初期費用には「霊園使用料」「永代供養料」「埋葬料(納骨料)」「標準のプレート代」が含まれます。

追加費用

「特注のプレート代」「個別法要料」「2人目以降の追加納骨料」などは追加で費用がかかります。

年間管理費

個別型は多くの場合、数千円~1万円程度の年間管理費がかかります。集合型・合祀型でもかかる場合があります。

ペット共葬にかかる費用

ペットと一緒に埋葬する場合、「人の樹木葬の初期費用」に加えて「ペットのための追加費用(ペット共葬料)」が発生します。

ペット共葬料の相場と主な内訳

● 相場:ペット1頭あたり3万円~6万円 ● 主な内訳:  ・霊園使用料  ・永代供養料  ・埋葬料(納骨料) ● 別途かかる主な費用:  ・2頭目以降の追加埋葬料  ・ペットの名前を彫刻するプレート代
ペットの名前とイラストが彫刻されたプレート

受け入れ可能なペットの種類

犬や猫に限らず、うさぎ、ハムスター、鳥類など、家族として共に過ごしたペットであれば、種類を問わず受け入れている霊園がほとんどです。

ペット共葬の必須条件、遺骨の量

● 必須条件: 埋葬できるのは、火葬を済ませたご遺骨のみとなります。これは人と同様の基本的なルールです。 ● 遺骨の量: 大型犬など、指定の骨壺に遺骨が全て入りきらない場合は、分骨(ぶんこつ)して一部を樹木葬用の骨壺に納めます。入りきらなかった遺骨は、別の骨壺に納めて自宅に安置する(手元供養)のが一般的です。

ペットと一緒の樹木葬は法律的・宗教的に大丈夫?

ペットと一緒に入れる樹木葬は、「法律上、問題はないの?」「宗教的に大丈夫なの?」という不安を覚える方も多いのではないでしょうか。 結論から申し上げると、法律的にも、宗教的にも問題ありません。以下にくわしく解説します。

人とペットが一緒のお墓が法律的に問題ない理由

ペット共葬は法律的に全く問題ありません。 しかし、「人とペットを一緒に埋葬してもよい」とか「ペットの遺骨は副葬品(※)と同様とみなす」といった法律の条文は存在しません。 ※ 副葬品:故人と一緒に埋葬される品物のこと(故人が愛用していた時計、アクセサリー、眼鏡や、写真、手紙など) ではなぜ、法律的に問題がないのでしょうか?それは、法律の世界では「ペットの遺骨は『物』である」と明確に解釈されているからです。以下が「法律の解釈」のロジックになります。 1. お墓に関する法律(墓地埋葬法)は「人」だけを対象にしている 2. 墓地埋葬法は「人」のお墓に「物」を入れることを禁じていない 3. ペットの遺骨は法律の世界では「物」である 4. したがって「人」とペット(=物)を一緒に埋葬しても何ひとつ問題はない このロジックにより、「ペットの遺骨は副葬品と同様」と法律の世界では明確に解釈されているのです。 参考:廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和四十五年法律第百三十七号) 第二条 この法律において「廃棄物」とは、ごみ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体その他の汚物又は不要物であつて、固形状又は液状のもの(放射性物質及びこれによつて汚染された物を除く。)をいう。

人とペットが一緒のお墓が宗教的に問題ない理由

「ペットと一緒のお墓に入りたいけど、宗教的に大丈夫かしら…」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。 仏教の教義において、動物は「畜生」という、人間とは異なる世界に属する存在とされています。そのため、これまでは人とペットのお墓は別々にするのが一般的でした。 しかし実は、どの仏教宗派にも「人間と動物を一緒に埋葬してはいけない」という明確な決まりはありません。 むしろ仏教には、「生きとし生けるものは皆平等であり、仏になれる可能性がある」という「一切衆生悉有仏性(いっさいしゅじょうしつうぶっしょう)」という根本思想があります。(「衆生」には人だけでなく動物(畜生)も含まれる) つまり、多くの寺院墓地がペット共葬を認めているのは、希望する人が増えたからだけではなく、以下の2つが大きな理由です。 ペット共葬を明確に禁止する教えはない 「すべての命(動物を含む)は平等」という根本の教えがある ただし、こうした教えの解釈は各寺院に委ねられているため、ペット共葬を禁じている寺院墓地もあります。 神道(神社の教え)では、八百万(やおよろず)の神々の考えのもと、森羅万象に神が宿るとし、動物や自然を神聖なものとしています。キリスト教では、「すべてのものは神が創られた」という教えのもと、人間と同様に、動物も神の創造物とされています。 このように、神道やキリスト教にも、もともと動物を大切にする教えがあるため、「ペットは家族の一員」という現代の考え方を受け入れやすく、ペットのための供養や儀式を行う神社や教会も増えています。

樹木葬のメリット・デメリット

ここまでペットと一緒に眠れる樹木葬について解説してきましたが、樹木葬の基本的なメリット・デメリットについて説明しておきましょう。

樹木葬の6つのメリット

樹木葬の6つのメリット
① 自然に還れる・自然の中でお参りできる 自然豊かな環境で四季を感じながら故人を偲ぶことができます。当サイトの調査でも17.4%の方が「自然に還る形が魅力的」と回答されています。 ② 費用を大幅に抑えられる 墓石が不要なため初期費用を大幅に削減できます。当サイトの調査では7割の方が初期費用60万円以下で契約されています。 関連記事:樹木葬の費用相場はいくら?内訳・安く抑える方法・よくある失敗を解説 ③ 草取りや樹木の手入れが不要 区画内の草取りや樹木の手入れは霊園が行うため、自分で管理する必要がありません。 ④ 承継者がいなくても契約できる お墓の後継ぎがいなくても契約できます。「お墓の口コミ」の調査では、19.2%の方が「継承者の心配をしなくてよい」ことを理由に選択されています。 ⑤ 宗教や宗派を問わず契約できる 宗教や宗派を問わず利用でき、寺院運営でも檀家になることを求められないケースがほとんどです。 関連記事:すべての仏教宗派に樹木葬はある|檀家に入る必要性も解説 ⑥ 生前契約(生前予約)できる 自分が健康なうちにお墓を決めることで心の安定が得られ、家族の負担も軽減できます。 関連記事:樹木葬は生前予約できます|メリット・デメリット・手順を徹底解説

樹木葬の7つのデメリット

樹木葬の7つのデメリット
① 遺骨を取り出せなくなる場合がある 合祀型では最初から、集合型・個別型でも一定期間後は他の方の遺骨と混じるため、個別に取り出すことができません。 関連記事:樹木葬で遺骨はどうなる?埋葬方法とメリット・デメリットを徹底解説 ② 埋葬できる遺骨の数に限りがある 集合型で2~4体、個別型で6体前後が一般的で、大家族には不向きな場合があります。 ③ アクセスが不便な霊園もある 都市部から離れた場所にある霊園(里山型)は、最寄駅からのアクセスが不便でお参りが大変な場合もあります。 ④ 景観の変化・樹木の生育不良があり得る 春夏は緑が美しくても、秋冬には落葉して寂しい印象になる霊園もあります。また、天候不順、害虫被害などにより、樹木の育成が遅れたり、枯れてしまうケースもあります。 ⑤ 夫婦で意見が食い違う場合がある 「先祖代々のお墓を大切にしたい」「管理の負担を減らしたい」など、価値観の違いで意見が分かれることがあります。 ⑥ 線香やローソク、お供え物に制限がある 火災防止や環境保護の観点から、線香やローソク、食べ物のお供えに制限がある霊園がほとんどです。 ⑦ 思ったより費用がかかったという意見もある 当サイトの調査では23.9%の方が「思ったより費用がかかった」と回答されており、事前の費用確認が重要です。 関連記事:樹木葬で後悔したこと8選|失敗しないための方法を徹底解説 これらのメリット・デメリットを理解した上で、ペットと一緒に眠れる樹木葬を検討されることをおすすめします。

【チェックリスト】ペットと一緒に入れる樹木葬を選ぶとき

ペットと一緒に入れる樹木葬を選ぶ際は、通常の樹木葬とは異なる注意点があります。後悔のない選択をするために、以下のチェックポイントを参考にしてください。 □ ペット共葬が可能か すべての樹木葬でペットとの合葬ができるわけではありません。「そもそもペット共葬が可能かどうか」を確認しましょう。 □ 人とペットの埋葬場所 人とペットの遺骨が同一区画の同一カロート(納骨スペース)内に埋葬されるのかを確認してください。「ペット共葬」といっても、実際は人とペットが離れた場所に埋葬される霊園があるからです。 □ ペットの種類 犬・猫のほか、うさぎ、ハムスター、鳥類など、どのような種類のペットまで受け入れ可能かを確認しましょう。霊園によっては受け入れてくれない動物もあるからです。 □ 分骨対応 大型犬など、ペットの遺骨が骨壺に入りきらない場合に、遺骨の一部だけを納める「分骨対応」が可能かどうかを確認しましょう。 □ ペット共葬の費用 ペット1匹あたりの費用(一般的に3~6万円)だけでなく、複数頭の場合の費用、ペットの名前を刻むプレート代など、ペット関連のすべての費用を確認しておきましょう。 □ 年間管理費がアップするか ペット共葬によって年間管理費がアップするかどうかを確認しましょう。 これらのチェックポイントを参考に、複数の霊園を比較検討することで、あなたとペットにとって最適な樹木葬を見つけることができるでしょう。

まとめ

この記事では、ペット共葬が可能なおすすめ霊園、樹木葬の基本知識、ペット共葬の現状と費用、法律と宗教との関係、選ぶときのチェックポイントについて解説してきました。 ペットと一緒に入れる樹木葬は、法律的にも宗教的にも全く問題ありません。法律上、ペットの遺骨は「物」として扱われるため人と一緒に埋葬することを禁止する法律はなく、仏教・神道・キリスト教いずれもペット共葬を明確に禁止する教えはないからです。 ペット共葬の樹木葬を選ぶ際は、人とペットが同一カロート内に埋葬されるか、ペットの種類制限、分骨対応、費用の詳細、年間管理費の変動について確認することが重要です。これらのポイントを押さえることで、後悔のない選択ができるでしょう。 まずは気になる霊園に資料請求をし、この記事のチェックリストを参考に見学されることをおすすめします。複数の霊園を比較検討することで、あなたとペットにとって最適な樹木葬が見つかります。

よくある質問(FAQ)

Q.ペット共葬は合祀型の樹木葬でもできますか?
A.
合祀型でペット共葬可能な霊園は全体の1〜2割程度と少ないです。 ペットと一緒に眠れる樹木葬のほとんどは集合型・個別型です。合祀型でペット共葬が少ない理由は、ペットと自分だけで眠ることを希望する方が多いことと、他の利用者が動物の遺骨と混じることを嫌がるためです。
Q.ペット共葬可なら「必ず人とペットが一緒に」埋葬されますか?
A.
いいえ、霊園によって異なります。必ず確認が必要です。 「ペット共葬可」と表示されていても、実際は人とペットが離れた場所に埋葬される霊園もあります。本当に一緒に眠りたい場合は、同一区画の同一カロート(納骨スペース)内に埋葬されるかどうかを必ず確認してください。
Q.ペット共葬にはどのくらい費用がかかりますか?
A.
人の樹木葬費用に加えて、ペット共葬料として1匹あたり3〜6万円程度がかかります。この費用には永代供養料、埋葬料が含まれますが、ペットの名前を刻むプレート代などは別途かかる場合があります。
Q.ペット共葬により年間管理費は上がりますか?
A.
霊園によって異なるため、契約前の確認が必要です。 ペット共葬により年間管理費が倍になる霊園もあれば、変わらない霊園もあります。契約前にペット共葬による管理費への影響について必ず確認しておきましょう。
Q.どんなペットでも受け入れてもらえますか?
A.
いいえ、霊園によって受け入れ可能なペットの種類は変わります。 犬・猫は多くの霊園で受け入れられますが、うさぎ、ハムスター、鳥類などの小動物や、爬虫類については霊園によって判断が分かれます。事前にペットの種類とサイズを伝えて確認してください。
Q.大型犬の遺骨が骨壺に入りきらない場合の対応は?
A.
「分骨」という方法で対応することになります。 樹木葬用の骨壺に入りきらなかった遺骨を、別の骨壺に納めて自宅で手元供養する方法です。

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