【後悔しないお墓選び】お墓の選び方のポイントや種類別の費用など徹底解説!!

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【後悔しないお墓選び】お墓の選び方のポイントや種類別の費用など徹底解説!!

お墓を建てたいが、どうやって選べばいいかわからないと悩んでいませんか?
結論として、お墓選びは下記のような流れです。
1.どんなタイプのお墓にするか決める
2.墓地を探す
3.実際に見に行く
4.墓地を決める
5.お墓の形を決める
6.お墓を建てる
この記事では、お墓の種類、必要な費用、注目すべき点などを簡潔に解説します。

お墓選びの基本的な流れ

お墓選びの基本的な流れ

お墓を選ぶ大まかな流れは以下の通りです。
1.どんなタイプのお墓にするか決める
2.墓地を探す
3.実際に見に行く
4.墓地を決める
5.お墓の形を決める
6.お墓を建てる

お墓の種類と選び方

お墓に供養する方法も種類があり、一般墓、樹木葬、納骨堂、永代供養墓などがあります。

それぞれの特徴と選び方を紹介していきます。

一般墓

最もよく見られる供養方法です。「お墓」で最もイメージされるのはこの一般墓なのではないでしょうか?

一般墓の形は様々で大きく分けると以下3種類があります。
・和型
最もよく見られる形状で、中心の縦長の竿石に家名などを刻みます。一般的には家名ですが、特に決まりはありません。
・洋型
和型と造りは似ていますが、全体的に横長の形状をしています。竿石には、「愛」「心」など一文字、言葉などメッセージ性のある文字を刻むことが多いです。
・デザイン墓石
自由にデザインできる墓のことです。イラストを刻んだり、ボールや車などの形にもできます。

一般墓を選ぶときは以下に注意しましょう。
◾️費用
他の供養方法に比べ費用がかかる分、形や石材・デザイン、お参りの自由度が高いというメリットがあります。
自分の家だけのお墓を持ちたい方にはおすすめです。

◾️お参りの手間
外にあるので雑草が生えたり墓石が汚れたりすることがあります。定期的にお参りに来れるよう、お墓までのアクセスも重視すべきでしょう。

◾️継承者
本来お墓とは代々子孫が継いでいくものです。継承者がいて、子供や親族もそれを把握していることが必要です。

永代供養墓

永代供養墓とは、親族の代わりに寺院や霊園の管理者が管理する方法です。一般墓のように継承者が必要ないため、近年では需要が高まってきています。

それぞれの供養方法(一般墓、納骨堂、樹木葬など)に永代供養ついているものも主流になりつつあります。
ただし遺骨の個別管理期間には期限があることがほとんどで、満期後は集団で祀られるお墓へ移ります。
「永代供養墓」や「永代供養塔」などと呼ばれる大きな集合墓に初めから合祀(他の家の遺骨と同じ場所に埋葬)することもあります。
合祀後は他の人の遺骨と混ざるので、個別でお参りしたい人には不向きです。

納骨堂

屋内に設置されたスペースに遺骨を保管する方法です。都市部を中心に広まっており、最新設備が整っていたり、アクセスが良いことから人気が出てきています。

納骨方式は、ロッカー式、仏壇式、機械式などの種類があります。
屋内なので天気が悪くてもお参りがしやすく、汚れないので草むしりや掃除をする必要もありません。

一方、基本的には納められる遺骨の人数に制限があることがほとんどです。
さらに、屋内のため火の使用を禁止しているところが多く、線香を使うことができません。
個別での安置ができる一方で期間を過ぎると合祀されます。

アクセスや利便性のメリットがある一方、本来のお墓とは少し違ったお参りの仕方になる点に注意が必要です。

樹木葬

樹木葬は花や樹木を墓標とするお墓、もしくは花壇に墓碑を立てて埋葬する方法です。樹木葬には定義はなく、色々な埋葬方法があります。

1つ目は、シンボルツリーの周りに埋葬する方法です。共同であり、他の人と一緒に遺骨を埋める合祀型です。
2つ目は、花壇のようなスペースに墓碑を立てて埋葬する方法です。各家のスペースがあるので初めから合祀されるわけではありません。霊園や寺院の樹木葬はこの形が主流で、近年では美しい植栽とともに眠れるため人気が出ています。

自然とともに眠りたい方、美しい植栽を好む方にはおすすめの供養方法です。

お墓選び、何に注目すべき?

お墓選び、何に注目すべき?

①アクセスのしやすさ

一般的にお墓は、都心から離れた場所にあり、向かうのに苦労するので駅近を検討する人が多いはずです。

駅近の方が費用が高くなる傾向にありますが、故人の供養のためにお墓を購入したのに定期的にお参りに行けないと本末転倒です。

無理なく通うことのできる距離を選ぶことが大切です。

②バリアフリー対応している

近年に作られた霊園であれば、バリアフリー仕様になっていることも多いですが、長い間利用する場所なのでこの点も注意すべきでしょう。

お墓に行くまで段差のない作りになっていたり、お墓のそばに手すりがあったり、高齢の方や小さな子供などが転倒する危険性を軽減してくれるので、重要なポイントです。

お墓にかかる費用

お墓にかかる費用

お墓には、主に次の3つの費用が必要です。

・墓石代
お墓の石材と工事にかかる料金です。
お墓の種類や石材によって料金が大きく変わります。

・永久使用料
お墓を建てる墓地を使用する権利を得るために必要な料金であり、墓地代とも言えます。
料金は、墓地の管理を行なっている寺院や霊園に支払うものです。
使用する権利を得るのであり、所有権はないので、勝手に貸したりあげたりすることはできません。

・管理料
墓地内の整備や清掃、環境の維持や管理をするための料金です。
管理料は維持費として定期的に払う料金になります。
霊園によって料金は変動し、主に区画の広さにより上がります。

よくある質問

よくある質問

Q.なぜ霊園・お墓選びで立地条件が大事なの?

A.定期的にお参りに行けないと意味がないから。

アクセスなどの立地が悪いと、お参りに行くのにも一苦労で、そのうち行かなくなってしまうなんてこともあるでしょう。

定期的にお参りに行かないと、荒れ墓になったり、お墓の劣化が進んでしまったり、そもそも故人の供養にもなりません。

Q.霊園・お墓の維持費ってどれくらい?

A.年間1万円程度が相場です。

主な維持費は管理料になります。
管理料は、墓地やその他の共有スペースを綺麗に維持するために払う料金です。
年間数千円~、高くても2万円ほど。寺院墓地や都市部に近かったりすると高くなる傾向にあります。

お布施は、お経を読んでくれたお坊さんに対してのお礼です。寄付は、主にお寺の運営にかかる費用であり、寺院にお墓を持つ人が払う通例となっています。

まとめ

まとめ

お墓は、自分たちの気持ちと希望を大切にしながら選ぶべきです。
都会的な納骨堂か、自然と一緒に眠る樹木葬か、または伝統的な一般墓。どれを選ぶ方はその人の価値観次第です。
故人を偲ぶ大切な場所となるように、しっかり選びましょう。
この記事を読んで、納得のいくお墓選びができることを心より願っています。

株式会社ディライト

この記事の著者・監修者

株式会社ディライト

株式会社ディライトは、葬儀業界とお墓業界の「集客の困った」と「人の困った」を解決する会社です。

竹田 勇仁

この記事の編集者

お墓の口コミ編集部

竹田 勇仁

東京都出身。大学を卒業後葬儀社で勤務。
現場経験を経て、消費者に有益な情報を届けたいという想いから、現在「お墓の口コミ」を運営している。

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