納骨はいつ行うべき?納骨までの流れや費用も解説!!

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骨壷の写真

「納骨はいつ行うべき?」、「納骨までの流れがわからない」、「納骨の費用を知りたい」などと疑問を持っている人も少なくないと思います。

今回の記事を読むことで、納骨について知ることができて、スムーズに納骨まで行うことができます。

納骨の時期について

納骨をする特定の期限はない

納骨の時期については特定の期限や決まりがありません。
その為、急いで決める必要はありません。家族の都合や心の整理がついたときに行う様にしましょう。

納骨は期限が決められていませんが、法要のタイミングで納骨を行う人が多く見られます。

法要の中でも四十九日や百箇日、一周忌、三回忌が納骨のタイミングとして選ばれることが多いです。他にも新盆(初盆)も選ばれることが多いです。

四十九日や百箇日

四十九日法要や百箇日法要は、納骨の時期として特に多く選ばれるタイミングです。

四十九日は故人が亡くなってからちょうど七週間後にあたる日で、日本の仏教において重要な意味を持ちます。この日までに納骨を行うことで、故人が無事に成仏することを祈ります。

一方、百箇日は亡くなってから100日目に行う法要で、この日も納骨の時期として選ばれることが多いです。

一周忌や三回忌

納骨の時期を一年後の一周忌や、さらにその後の三回忌に合わせる方法もあります。

一周忌は亡くなってから一年後の最初の命日で行われる法要で、多くの家族がこの時期に納骨を行います。三回忌は基本的に亡くなってから二年目の命日で行われ、こちらも一つの納骨のタイミングとして利用されることがあります。

こうした節目の法要に合わせると、納骨の計画が立てやすくなります。

新盆(初盆)

「新盆(にいぼん)」は、故人様が亡くなられた後に初めて迎えるお盆のことを言います。ただし、四十九日前にお盆が訪れる場合は、初盆を翌年に行います。

お盆は親戚や友人が集まりやすいので、納骨のタイミングとして選ばれることがあります。

お盆は住職が忙しく日程が埋まりやすいので、早めに相談する様にしましょう。

納骨の流れ

納骨までの流れ

納骨までの流れは上記の写真となります。

1,納骨先を選定する

納骨するためにはまずは納骨先を決める必要があります。

自身の希望に合った霊園やお寺から納骨先を探します。

選ばれる基準として多いのは
・アクセス→自宅から近い場所、交通手段
・墓タイプ→一般墓、樹木葬、納骨堂、永代供養墓
・価格→予算を決める

他にも宗派の問題などありますが、選ぶ基準として上記の三つは多いです。

2,埋葬許可証を確認する

納骨する為には埋葬許可証を準備する必要があります。
「埋葬許可証」は「火葬許可証」に火葬後に「火葬済」の印を押されるので、それが「埋葬許可証」となります。


埋葬許可証は納骨の際に渡さなければならない書類で、基本的には返却不可です。
分骨をする希望がある方はあらかじめ火葬場に伝えて2通以上発行してもらうことが必要です。

3,納骨日を決定する

納骨する際には、僧侶に読経してもらいます。その為、遺族と納骨日を決めて、僧侶に依頼する必要があります。

一般的には親族を呼ぶことが多いので、相談して日程を調節しましょう。

4,参列者に連絡する

日程が決まったら、参列者に連絡しましょう。

どこまでの親戚を呼ぶか話し合いましょう。
「納骨には立ち会えると思っていた」などと思っている人に連絡をしないとトラブルの原因になりますので、気をつけましょう。

5,お布施やお供物の準備

納骨の当日に必要なる供花や供物、塔婆などを準備しておきます。

菩提寺がある場合は、寺院へ塔婆の確認、お花やお線香なども誰が準備するのかも確認しておきましょう。

6,お返しや会食の準備

納骨を行ったあとは、親族で会食を行うことが多いでしょう。

会食を行う場合は、場所や食事の予約、地図の印刷などしておきましょう。納骨に参列してくれた人へのお返しも忘れずに用意しておくと安心です。

納骨にかかる費用

納骨にかかる費用

納骨にかかる費用は大きく、納骨前にかかる費用と納骨時にかかる費用の二つに分類されます。

納骨前にかかる費用

納骨前にかかる費用は
・お墓を新しく購入する場合
・すでにお墓がある場合
のどちらかにより大きく費用が変わります。

新しくお墓を購入するには10万~200万円かかる

新しくお墓を購入する場合は10万〜200万の費用がかかってきます。
以下の図のように購入するお墓のタイプによって大きく費用が変わります。

墓タイプ費用
一般墓100万~200万円
樹木葬10万~100万円
納骨堂30万~100万円
合祀墓5万~40万円


各墓タイプで費用は大きく変わりますが、供養の仕方で個別にするか、合祀にするかでも大きく費用が変わってきます。

またお墓を建てるのではなく、散骨や手元供養などの選択肢もあります。

費用については以下の記事も併せてお読みください。

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None 初心者必見!お墓の費用、相場はいくら?お墓、霊園選びのコツ

お墓がすでにある場合は、彫刻代がかかる

すでにお墓がある場合には、墓石に故人の戒名や俗名を彫刻する費用がかかります。相場は3万~5万円程です。

基本的には以前建墓した際にお世話になった石材店に依頼することが多いですが、業者によって差が出ますので、無料見積もりを出してみてもいいでしょう。

納骨時にかかる費用

納骨時にかかる費用の内訳は以下の表を参考にしてください。

納骨時にかかる費用の項目費用
お布施3万~5万円
お車代5000円~1万円
御膳料(僧侶が会食に参加しない場合)5000円~1万円
会食費(一人当たり)3000円~5000円
お返し(一人当たり)2000円~5000円


納骨時にかかる費用相場として大体10万~15万円程度は見ておきましょう。

よくある質問

お墓に納骨するのは何日目?

納骨するタイミングに決まりはありません。一般的には四十九日、百箇日、一周忌などの法要のタイミングで行う人が多いです。

納骨をしないとどうなる?

納骨をしないで手元供養という形で自宅に保管しておくケースもあります。納骨をしない場合でも期限が決められていないので、何かが起きることはないでしょう。

まとめ

今回の記事では

・納骨の時期
・納骨の流れ
・納骨にかかる費用

など詳しく解説してきました。

納骨を検討している方は、今回の記事を読むことで納骨について詳しく知ることができます。

株式会社ディライト

この記事の著者・監修者

株式会社ディライト

株式会社ディライトは、葬儀業界とお墓業界の「集客の困った」と「人の困った」を解決する会社です。

竹田 勇仁

この記事の編集者

お墓の口コミ編集部

竹田 勇仁

東京都出身。大学を卒業後葬儀社で勤務。
現場経験を経て、消費者に有益な情報を届けたいという想いから、現在「お墓の口コミ」を運営している。

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